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2005年02月18日
こわい... けど、嬉し
ネット・ショッピングはこわい。だってね、基本的にクレジット・カードで支払うことが多いから、どこかで実際にいくら使っているのか... ってのがわからなくなることがあるのよ。でも、いいものはいい。欲しいものは欲しい。と、清水の舞台から飛び降りる気分で、かなりの覚悟を決めて購入確認ボタンをクリックしまうことになる。そのひとつが、なんと7枚組のDVDボックス・セット、「Martin Scorsese Presents the Blues」。まぁ、1枚平均で言ったらそれほど高いものではないし、逆に安いように思えるんだが、さすがに7枚組となるとすごい。
レートによって若干違うけど、僕がクリックしたときは15200円弱だった。でも、注文の時の確認ページで見ると配送されてくるのはかなり先のことで、それだったら引き落としも先だから、なんとかなるだろうと思っていたら、やってきてしまった。しかも、同じように、「どこでも在庫がなくなっている」というiPod shuffleも「数週間はこないだろう」と注文していたら、2日続けてamazonから配送があった。「ぎゃぁ〜、どないせいっちゅうねん!」と思ったけど、後の祭り。金はなんとかするけど、しばらく「なにも買わない」「贅沢は敵だ」(というか、できない)状態を続けないといけない羽目になった。
それでも、実は、嬉しいのだ。当然ながら、なかなか時間がなくて、全てを見ているわけではないんだけど、一番最初に見てしまったこの作品、マーク・レヴィン監督の『Godfathers and Son』だけでも、昇天しそうなほど気に入ってしまったわけです。この監督はストリート詩人というか、ラッパーというか、そんな黒人を主人公にした映画『スラム』を作った人で、あの映画でも感じたアフロ・アメリカンの文化に対する敬愛の念に溢れた視線が、この『ブルースの旅』をコンセプトにした映画でもにじみ出ているのだ
この映画に関する説明はいろいろなサイトでされているから、そのあたりをチェックしてくれればいいんだけど、ここにある『ラップとブルース』がまったく同じものであるという発想や流れが、実感として伝わってくるのが素晴らしいのだ。68年に発表されたというマディ・ウォータースのアルバム『Electric Mud』との出会いで、ブルースにはまったというパブリック・エネミーのチャックDがルーツを探していくというストーリーといえばそうなんだけど、そのシーンのひとつひとつに感動したり、興奮して自分の心臓の鼓動が聞こえたり... と、この1本を見て、それだけで「安い買い物だ」と思ってしまったのだ。
映画は見てしまわないといけないものだから、あまり内容のことは書きたくないんだけど、最後の方に登場するオリジナルのブルース・マンたちとチャックDやThe Rootsのメンツとのセッションなんて鳥肌ものです。それだけじゃなくて、ちらりと登場したハウリング・ウルフの映像なんて、これまで見たことがなかったからなぁ。と思っていたら、このDVDには、ボーナス・トラックがあって、映画のなかでは全て見せられなかった演奏シーンがきちんと収録されているのだ。おそらく、本邦初公開だろう、ハウリング・ウルフの晩年の演奏である「Evil (Is Going On)」が全て見られるし、そのほかにもOtis RushやKoko Taylerなど、それだけでも30分ぐらいの映像として楽しむことができる。また、まだ見ていないんだけど、監督とのインタヴューとか... このあたりも見なければと思っている。正直、このハウリング・ウルフの映像だけでも、元は取れたと思ってしまった私って、アホかもしれませんが、やっぱ、いいよ、彼は。
ちなみに、amazonの説明ではリージョン1で日本のDVDプレイヤーでは再生できないと記されているけど、全然問題ないです。さらに加えて、マーケット・プレイスではこのボックス・セットが(新品なのに)さらに3000円ほど安く買えるようです。(気が付かなかった!失敗)もちろん、字幕は付いていないけど、少し英語がわかれば意味はわかると思いますね。(まだ、1本しか見ていないけど)もし、字幕付きの国内盤が欲しければ、「ザ・ブルース ムーヴィー・プロジェクト コンプリートDVD-BOX」として、国内発売されるようです。3/4発売で、予約すると20%オフで、23000円弱。輸入盤と比べると、とんでもなく高いですが..
ってなことで、次はクリント・イーストウッド監督のを見ようかしら。その結果はまた、書くことになると思いますね。いや、きっと書くはずよ。
投稿者 hanaoyaji : 2005年02月18日 04:46