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2008年02月20日
Boikot来日
ヨーロッパのオルタナティヴなシーンには面白いバンドがわんさかいるんだが、おそらく、スペインで最もラディカルなバンドのひとつがボイコット。そのボイコットが明日来日して、23日からツアーにはいる。
彼らと初めて出会ったのは昨年のストリート・ビート・フェスティヴァル。イタリアの闘うロッカー、バンダ・バソッティが毎年、ヨーロッパから日本やアメリカのゲストも招いて続けていたツアーでのこと。そのときの様子はこちらでチェックできるんだが、その初日、イタリアのナチズムからの解放を祝福する祝福するパルチザン(ファシズムと闘ったイタリアの抵抗運動)の街、レッジョ・エミリアが初日だった。そのとき、バンダ・バソッティの取り巻きのひとりが熱心に彼らのことを説明してくれたものだ。
「ボイコットはスペインのバンダ・バソッティみたいな感じで、こんな小さなところで彼らを見られるのはラッキーだよ。連中はスペインじゃ、めちゃくちゃビッグで、わずかなギャラでここまで来てくれたのが嬉しくてさぁ」
彼らがいかにビッグなのかは、想像するしかないんだが、彼らの持ち味といえば、攻撃的でストレートなパンク。おそらく、ザ・クラッシュの直系といった感じのパンクで、バンダ・バソッティのようなスカ的な感覚はあまり感じない。それでもパワーで突っ走るという感じで、とてつもないエネルギーを感じさせるのだ。
彼らにとって最新作となるのが『Tus Problemas Crecen』(US import - with DVD / UK import - with DVD / iTunes)という、DVDとCDの2枚で構成されたアルバムで、今、チェックしてみると、アメリカ盤が比較的低価格で入手できるので、興味のある方はそれを聴いていただければいいと思う。その金もなかったら、26日には渋谷でフリー・ライヴがあるので、そちらに出かけるのがいいだろう。加えて、彼らのMy Spaceに飛べば、この最新作の曲を聞くことができる。
ツアーの詳細は、今回の招聘元となっているJaponicus(ジャポニクス)のここに記されていて、26日に渋谷のGig Anticという会場で開かれる「パンク・パーティ」は入場無料。その他の会場もCDを買うよりも安い値段で、彼らの他に数々のバンドを楽しめるようになっている。どう考えても一銭にもならないツアーだと思うんだが、そうやってまで日本に来てくれるのが実に嬉しい。
ちなみに、ヨーロッパの先鋭的でホットなバンドを次々と招聘しているのが、このJaponicus(ジャポニクス)。昨年は、ここ数ヶ月、最も気に入っているバスクのメタル・バンド、ベリ・チャラックを彼らが招聘して、六本木で同じようにフリー・ライヴを開いてくれた。そのとき、彼らの撮影をしているんだが、その結果が、こちら。あれ以来、彼らのアルバム『Jaio.Musika.Hil』と『Libre』を聴き狂っているという感じかな。この二枚はかなり高いんだが、iTunesでも購入できるようなので、ぜひ聞いてもらいたいものです。
投稿者 hanasan : 2008年02月20日 13:56