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2008年02月20日

これが軍隊だろ? 沖縄で、岩国で...

グアンタナモ、僕達が見た真実 我々日本人を人間とも思わず、レイプし、愚弄している人間達の素顔だろ? と、そう思う。たった今、『グアンタナモ、僕達が見た真実』という映画のDVDを見て、軍隊なんぞ、そんなもの以外ないじゃないかという思いを強くしてしまった。

 本当は映画館で見たいと思っていたんだが、なかなかチャンスがなくて、DVDを取り寄せて、やっと見ることができたのがこの『グアンタナモ、僕達が見た真実』。当然ながら、これは映画であり、「真実」ではないし、ドキュメンタリーではない。演出もあれば、脚色もあるだろう。が、「真実」に基づいた話であり、多分に「真実」を語りかけてくれているだろうと察する。というよりは、逆に、「真実」はこれよりも残酷で、嫌悪感を催させ、吐き気まで感じるものではなかったかと思う。というか、そう想定する方が、遙かに論理的に正当性を持つと思えるのだ。ニュースを通じて、イラクの監獄で「アルカイダの兵士」とされた人たちがどういった扱いを受けていたかを、嫌というほど知らしめられてきたし、「あれが作り事だった」とはとうてい思えないからだ。

 おっと、こんな話を続けても『グアンタナモ、僕達が見た真実』がなにかを全く知らない人には全く話が通じないと思うんだが、これは、イギリスからパキスタンに渡り、「どんな感じか見てみようぜ」とアフガニスタンに向かったイギリス人の若者達に起こった話を映画にしたもの。彼らが「アルカイダの兵士」と見なされた後、北部同盟に拘束され、アメリカ軍に引き渡されてキューバにある米軍基地、グアンタナモに2年以上にわたって不当に拘束されていたというストーリーをベースにしているんだそうな。

 そこでなにが行われていたか... 押して察するべし.. だろう。どう考えても拷問以外の何物でもない扱いを受けたのがこの若者達。あまりに当然のように「人権」が無視され、脅迫の下での自白を迫られる。中国だとか、ミャンマーに対して「民主化」を要求している「民主主義の国」「自由な国」アメリカの正規の軍隊がここでなにをしているかと言えば、戦前の日本の軍部、特高と一切違いはない。でっち上げでつるし上げ、拷問を繰り返して自白を迫る... ひょっとして、日本の警察もそんなものなんだろうなぁと思うし、そんな事件が幾度も報じられている。いつかうちにやってきた公安が、まるでやくざのように自分を「脅した」こともあったし、正直言って、「こいつらやくざより怖いなぁ」と思ったもんだ。「戦時中」だとか、「特別な状況下」だからという言い訳で、軍隊や警察に自分たちがどんな目に合わされるかと想像すると、人ごとだとは思えない。

 いつも思うことなんだが、軍隊や警察は「国民」を守るために存在するのではない。彼らは「国」を守るのであり、その犠牲にされるのが「国」を成している「民」なのだ。だからこそ、「国防」のためという言い訳で、独立している日本に「外国の軍隊」がふんぞり返り、国民をまるで虫けらのように扱っているのだ。

 百歩譲って、ひとりひとりの「兵隊さん」は悪い人じゃあないってのを認めてもいい。が、思い出せばいい。戦前だってそうだったろ? その「いい兵隊さん」がどれほどの殺戮を犯してきたのか? 軍隊や警察は「国を守る」という信仰の下で、そういった犯罪を「簡単に正当化」できる存在なのだということを肝に銘じなければいけない。だからこそ、我々は「そんな権力から全く力ない自分たちを守るもの」として法律をとらえなければいけないと思う。ところが、「管理」を目的とした法律ばかりが幅をきかせ、「我々を守る」憲法が民主主義からは遙か遠い「国民投票法」で変えられようとしていることを「恐怖」として認識しなければいけないと思う。

 ともかく、あの映画に出てきたのが米軍のマリーンという奴らだ。彼らがこの国にどれほど存在するのか? なんでも米兵が基地の外には外出できないという「お達しを受けた」という報道がされたようだが、その数が3万人なんだとか。そんな連中、この国から出て行けばそれですむことだろうに。民の面倒を顧みない政府が我々の税金で養っている連中が日本から出て行けばそれで十分事足りるのだ。

 日本の国防は? という問いかけがあるのなら、民を食わせられない国には「国防」なんぞ存在しませんよ。やれ、中国からの毒餃子だとか、農薬野菜だと騒ぐ前に、我々がどれほどの毒を食わされているのかを考えればいいだろう。誰のせいだい? 日本の農業を殺したのは政府と役人と政治家どもだろうが。その結果生まれてきた食品偽装なんぞ、珍しくもないんじゃないの? 自然と生きることなく、バランスを欠いた生活を我々に押しつけて、なにが「食の安全」で「国防」なんだ? しかも、エコだなんだとかいながら、無駄なCD2を生む産業で「経済」を求め、異様の量のCD2を生み出す輸入食物に依存しているこの国を司る政治家のどこに「国防」意識があるんだい? 

 挙げ句の果てに、最新鋭の軍艦が民を殺しかけているんだろ? (すでになくなられているかもしれないと危惧している)警官は拳銃で自殺するわ、自衛隊員が犯罪を犯すって報道がどれほどなされているか? そんな連中がホントに「民」を守ってくれると、あなたたちは真剣に信じているんでしょうかね? 災害となったら、やたらと強調される自衛隊。やって当たり前のことをして、騒ぐことなんてありませんわ。ところが、使いもしない武器のために血税を吸い取られて、貧しさを押しつけられているのが国民だ。自衛隊の存在そのものが「罪悪」なんですよ。実戦になったら、使い物にもならない最新鋭艦を買う金があれば、どれだけの人間が生き残れるか? そんな計算、ガキにもできるぜ。

 と、わずか一本の映画からここまで思える私って、かなりおめでたい。最近BBSに大量のスパムが送り届けられるのは、おそらく、本音を書いていることへの嫌がらせなんだろうなぁ。でも、あんなもの、いつだってなくしてしまえば、それでむだけの話だから、全然気にしてませんけど。


投稿者 hanasan : 2008年02月20日 05:08

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