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<title>vosblog</title>
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<modified>2008-12-20T19:08:19Z</modified>
<tagline>音楽ジャーナリスト、写真家、雑業家、花房浩一の極私的ブログです。</tagline>
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<title>誰を怨めばいいのでございましょうか - 三上寛</title>
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<summary type="text/plain">　まるで時代が振り出しに戻ったようなもんだろう。なにやら、このところ、そんな気が...</summary>
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<email>hanasan@lovepeace.org</email>
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<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007G8CVQ/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/71mikami_kan_1st.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="三上寛" align="right"></a>　まるで時代が振り出しに戻ったようなもんだろう。なにやら、このところ、そんな気がしてならない。そんな貧困の時代に直面しているように思えるのだ。</p>

<p>　終戦から10年で生まれた自分は、ガキの頃の貧困をよく覚えている。どこかでそれがトラウマになっているのかもしれないんだが、あの頃、みんな貧しかったのは確かだ。自分の経験から過去を振り返れば、権力はそんな貧乏人を喰らうようにして、豊かになっていったのであり、高度経済成長だとか、日本の経済力だとか繁栄だとか富なんぞ、そんな貧乏人の屍の上にしか成り立っていないではないかという思いを抱えている。</p>

<p>　三上寛という希代の才能がこのアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007G8CVQ/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>ひらく夢などあるじゃなし - 三上寛怨歌集</b></a>』を発表した頃だって、そんな情景が残っていた。都市部に住んでいる人たちなら、どこかで「繁栄」の幻想に踊らされていたのかもしれないが、田舎はそうじゃなかった。まだ、日本ではなかった沖縄から、産業のなかった東北から数多くの貧乏人達が「高度経済成長」の屍として大量に都市部に追い込まれていたのが50年代から60年代だ。そんな彼らを使い捨ての低賃金労働者と言えば、ひょとするとまだ聞こえはいいのかもしれない。が、実際のところは、「人格権さえをも奪われた」弱者の奴隷として、まるでもののように「利用」していたのが権力だった。そんな時代が再び日本を包み込んでいるこの時代、三上寛の歌の数々がとてつもないリアリティを持って迫ってくる。</p>]]>
<![CDATA[<p>　オリジナル・パンク、パンク・フォーク...　そんな言葉に始まって、怨歌シンガー・ソングライターと、どうやって彼のことを説明したらいいのか容易ではないんだが、ギター一本を武器に、まるで身体のなかから全てをはき出すように、叫び、絞り出すように歌う彼やその音楽を単純な言葉で説明することは出来ない。しかも、多くのミュージシャンが、どこかでディランを代表する洋楽の影響の下にシーンに飛び出してきたのに対して、三上寛の背景は明らかに異色だった。それはうらぶれた田舎の映画館で見た小林旭であったり、高倉健だった。幻想の反映に振り回されていた都市ではなく、当時、当たり前のように貧しく、はかなく、捨て去られたような田舎で流れていた演歌や歌謡曲の世界。そんな音楽にむき出しの言葉が三上寛の歌に重なっているのだ。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005GMAB/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/72kan_mikami_live.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="三上寛" align="left"></a>　おそらく、曲に付けられたタイトルを見るだけでも、洋楽かぶれの嘘っぱちロックやただのええかっこしぃのバンドやアーティストもどきとは全く違った世界に彼がいるのがわかるはずだ。例えば、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0007G8CVQ/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>ひらく夢などあるじゃなし - 三上寛怨歌集</b></a>』に収録されている曲には、こんなタイトルが並べられている。</p>

<p>1. あなたもスターになれる / 2. ひびけ電気釜!! / 3. 痴漢になった少年 / 4. 股の下を通りすぎるとそこは紅い海だった / 5. パンティストッキングのような空 / 6. 一人の女のフィナーレ / 7. 昭和の大飢餓予告編 / 8. 誰を怨めばいいのでございましょうか / 9. 夢は夜ひらく / 10. 故郷へ帰ったら / 11. 気狂い / 12. 夜中の2時 / 13. 五所川原の日々 / 14. 青森北津軽郡東京村 / 15. 葬式 </p>

<p>　1972年に録音されたライヴ、現在では入手が困難な『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005GMAB/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>コンサートライヴ零孤徒</b></a>』に収められているのがそのあたりの曲の数々。まるで血を流しながら歌うような当時の三上寛がここにドキュメントされているんだが、これを聴いているとまるでナイフで心臓の真ん中をメタメタに刺されているような感覚に陥ることがある。それほどまでに三上寛の歌は聴く者のはらわたをえぐっていた。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006IIB1/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/74kan_mikami.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="三上寛" align="right"></a>　そんな世界をそのまま、音楽的な広がりを見せたのが『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006IIB1/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Bang!</b></a>』と呼ばれる傑作で、山下洋輔トリオあたりをバックにとんでもないところに行ってしまうのだが、それでも「怨念」にも似た叫びがここで渦を巻いていた。</p>

<p>　このところ、三上寛の歌が再び自分の中で「響く」のがわかる。昔から、大好きだった「誰を怨めばいいのでございましょうか」から「青森県北津軽郡東京村」あたりの歌が、なにやら60年代終わりから70年あたりの歌ではなく、まるで今の歌のように聞こえるのだ。そして、「昭和の大飢饉予告編」がまるで平成の今を歌っているようにも思える。貧しさのせいで、自殺が相次ぎ、倒産や首切りで身体を、そして、魂を、人格さえをも売ることでしか生き延びることが出来ない、そんな時代に僕らが生きているんじゃないか？　そんなことを思い起こさせるのだ。</p>

<p>「前を向いたら、遅すぎました。後ろを向いたら、早すぎたのです...　生まれてきたとき泣きました。落ちていくとき、泣きました。誰を怨めばいいんでございましょうか？」</p>

<p>　21世紀のこの時代にこの歌が胸を打つ。なんて時代に俺たちは生きているんだろう...</p>

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<title>Crosby, Stills, Nash &amp; Young...　今も強力</title>
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<modified>2008-12-18T15:12:33Z</modified>
<issued>2008-12-15T04:29:48Z</issued>
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<summary type="text/plain">　このところのドル安円高のせいで、アメリカのamazonで注文することが多くなっ...</summary>
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<email>hanasan@lovepeace.org</email>
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<dc:subject>DVD</dc:subject>
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<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DWNVNM/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/dvd/08dvd/0809csny.jpg" WIDTH="150" Height="212" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Crosby, Stills, Nash & Young" align="right"></a>　このところのドル安円高のせいで、アメリカのamazonで注文することが多くなってきた。特に、DVDの値段が日本とは比較にならないほど安く、数枚まとめて購入すると日本のamazonよりはかなり安いのだ。といっても、一般的にDVDソフトにはリージョン・コード（業者の権利を守るだけの著作権の地域区分けと考えればいい）があって、輸入盤は再生できない前提なんだが、リージョン・フリーのものも多いし、それを助けてくれるのが安物の中国製のDVDプレイヤー。そのほとんどはどんなリージョンにも対応していて、5000円でおつりが来るほどの低価格で販売されている。現在使っているプレイヤーは日本のamazonで購入した<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000W0L17Y/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>DVP-086A</b></a>という代物で、これで充分。といっても、一般的にこういった安物のDVDプレイヤーは壊れやすくて、これまでツタヤで購入していたマルチDVDプレイヤーが二度ほど壊れて、これが三台目となるのだが、今のところ<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000W0L17Y/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>DVP-086A</b></a>に問題はなくて、まともに動いてくれている。</p>

<p>　で、今回注文したDVDの一枚がCrosby, Stills, Nash & Young（クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング）の作品で、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DWNVNM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Deja Vu</b></a>』というもの。日本のamazonで購入しても1500円ほどと、国内盤と比較したら遙かに安いのだが、アメリカのamazonではわずか7ドルほど。まるで日本のシングルCDのような値段で、送料込みでも安いというので購入したんだが、それが昨日うちに届けられた。確認したら、リージョン1で、日本のDVDプレイヤーでは再生できなかったんだが、買って良かったと思う。今ではおじいちゃんといっても良さそうな4人が素晴らしいツアーを実現させたことがドキュメントされているのだ。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002J0L/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/70csny_dejavu.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Crosby, Stills, Nash & Young" align="left"></a>　おそらく、同世代のロック・ファンだったら、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングに関して、なんら説明をする必要はないと思うんだが、簡単に言えば、60年代終わりのスーパー・グループと言ってもいいだろう。元バッファロー・スプリングフィールドのスティーヴン・スティルス、元バーズのデヴィド・クロスビー、元ホリーズのグレアム・ナッシュが結成したCS&N（クロスビー・スティルス＆ナッシュ）に、同じく、元バッファロー・スプリングフィールドのニール・ヤングが合流して生まれたバンドで、このとき発表されたのが名作として歴史に残る、当時は「唯一のスタジオ・アルバム」とされた『<b>Déjà Vu（デジャヴ）</b>』(<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001H68K5S/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002J0L/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)だった。</p>

<p>　どんな経緯でこのアルバムに突き当たったのか、今は覚えてはいないんだが、高校生の頃、実にロックなスタイルをした友人がエレキ・ギターを手にストーンズの「Jumpin' Jack Flash」のフレーズを目の前で弾いて、「これがロックや！」と口にしていた一方で、髪を胸あたりまで伸ばしていた自分はアコギでニール・ヤングなんかを引きながら、「俺には、これがロックや」と言い返していたのを覚えている。実際、そのとき、自分にとってストーンズよりも遙かにロックな存在だったのがCrosby, Stills, Nash & Young。特に『<b>Déjà Vu（デジャヴ）</b>』(<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001H68K5S/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002J0L/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)に続くように発表されたライヴ・アルバム、『<b>4 Way Street（4ウェイ・ストリート）</b>』(<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009EP07K/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002ITW/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)にこそロックを感じていたものだ。だからなんだろう、余談になるかもしれないが、正直言ってしまえば、長い間、ストーンズのアルバムもビートルズのアルバムも1枚も持ってはいなかったし、アルバムとして彼らを聴いたことはなかった。</p>

<p>　どこかで、その気持ちは今も全く変わっていなくて、このアルバムに入っている「Southern Man」から「Ohio」にとてつもなくロックなエネルギーを感じるのだ。前者は南部の人種差別を糾弾した曲で、後者はオハイオ州立ケント大学で70年5月4日に起きた事件、軍隊による4人の学生射殺を歌ったもの。そのあたりの話は幾度かここでも書いていて、そのときの原稿は<A HREF="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2006/03/four_dead_in_oh.html" target="_new">ここ</a>や<A HREF="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2005/02/post_9.html" target="_new">ここ</a>に書いているので、繰り返したくはないんだが、あの演奏や曲からあふれ出てくる鬼気迫るパワーに頭をぶん殴られたと言っていい。それぞれのメンバーが卓越したアーティストであり、ヴォーカリストであり、ギタリストでもある。その4人がまるでぶつかり合うように延々と繰り返すギター・バトルは今聴いてもゾクゾクさせられるのだ。</p>

<p>　おそらく、あの時代を最もヴィヴィッドに表出していたのが彼らの音楽で歌だったんだろう。彼らの歌には時代を変え、世界を変えるといった前向きな言葉が溢れていたと思うし、それこそが同時代の人々の声ではなかったかと思う。できれば、「サウンドを聴いただけで、音楽を聞いたつもり」になるのではなく彼らの歌をきちんと聞いて欲しいんだが、そこに反映されているのは、フラワー・ムーヴメントから生まれたオルタナティヴな考え方から、意識革命、そして、ヴェトナム反戦...　そんな動きの最前線に彼らの歌があり、どこかであの時代やそのエネルギーを最も象徴していたのが彼らだった。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FI9OSG/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/06album/0605neilyoung.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Neil Young" align="right"></a>　その核にいたのが、今、振り返れば、ニール・ヤングだったのではないかと思う。それを端的に知らせてくれたのが、すでに60歳を超えた彼らが再び一緒になってやったツアーを記録した今回のDVD、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DWNVNM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Deja Vu</b></a>』だった。これを見ているとわかるのだが、発端はブッシュ体制によるイラク戦争にぶち切れた彼が数日間で作り上げてしまったアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FI9OSG/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Liveing With War</b></a>』だったらしい。プロテスト・ソングどころか、「ジョージ・ブッシュ糾弾目的」以外の何ものでもないと言っていいだろう、このアルバムを、ニール・ヤングは、完成すると同時にインターネットで発表。誰もが自由に聞けるばかりではなく、ダウンロードしてCDも焼けるような形で披露していた。やってくれるよなぁ...　と思う。利益だとか、商売だとか、音楽産業だとか...　そんな常識をぶっ壊して、「歌を届ける」ことをやってのけたのが「過激」を売り物にしているパンクでもなんでもなく、60歳を超えたミュージシャンだ。もし、まだ聴いていないんだったら、今でもニール・ヤングがこのアルバムの発表とほぼ時を同じくして作ったサイト、アメリカの新聞USA Todayをパロった<a href="http://neilyoung.com/lwwtoday/" target="_new">http://neilyoung.com/lwwtoday/</a>で聴くことができる。加えて、もし、歌詞をチェックしたいのであれば、<a href="http://home.earthlink.net/~saori/" target="_new">こちら</a>をチェックしていただければ、これがどれほど政治的なアルバムかを理解できるはずだ。</p>

<p>　ともかく、それを知ったジャーナリストで、実際にイラク戦争が始まったときに幾度が現地に飛んで取材活動を続けていたマイク・セレーから連絡を受け、彼が同行取材する形で「Freedom of Speach（表現の自由）」と名付けられたツアーが始まっていた。もちろん、それを記録したのが今回手にした彼らのDVD、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DWNVNM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Deja Vu</b></a>』だ。史上最悪、最低の大統領が行っている犯罪をこのツアーで糾弾する目的を彼らが持っていたのは明らかだが、バックに政治家が潜んでいるわけでもない。これが政治に利用された「宣伝集会」でもないも明らかだ。なにせ、会場によってらしいんだが、チケットの値段は200ドルを超えていたらしいし、場所によっては350ドルなんて声も聞こえた。が、たかだかポップ・スターがブッシュにネガティヴなコメントをしただけで袋だたきにされたのが2003年のアメリカだったことを覚えている人も多いだろう。そのポップ・スターとはディクシー・チックスで、その騒ぎをドキュメントした映画が『<b>Shut up and Sing（シャラップ・アンド・シング）</b>』(<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001LDC8LE/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000KX0IN6/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)。これはまだ見ていないのでなんとも言えないんだが、あのヒステリックなほどに盲目的な「愛国主義」が戦争を助長させているのは間違いない。なにせ、「反戦」と口にすることさえもがはばかられていたアメリカは、終戦後のマッカーシー時代を思わせたものだ。少しでもリベラルな考え方を持っているだけで「共産主義者」という烙印を押され、数々のハリウッド・スターが映画界から追放されたのは有名な話だ。そのあたり、ロバート・デニーロが主演した映画、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BAODKQ/thevoiceofsil-22" target="_new">真実の瞬間</a>』やジョージ・クルーニーの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000HWXTSG/thevoiceofsil-22" target="_new">グッドナイト&グッドラック</a>』が参考になるんだが、わずか2年前のアメリカでさえ、同じような空気が支配していたこと、同時、どこかで『希望』が生まれたことを伝えてくれるのがこの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DWNVNM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Deja Vu</b></a>』じゃないだろうか。</p>

<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BAODKQ/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/B000E42QAE.01.LZZZZZZZ.jpg" width="150" height="228" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="真実の瞬間（とき）" align="left"></a>　このドキュメンタリーは、なぜ彼らがこのツアーをしたのか...　そういった問いかけに応えるそれぞれのミュージシャンの声をきちんと伝えていくと同時に、「政治」と「音楽」がぶつかる現場への疑問も正面から取り上げている。彼らのみならず、会場にやってきた人たちからジャーナリストの反応を織り交ぜながらストレートに「答え」を映してくれるのだ。が、そんな疑問さえもがぶっ飛ばされるような現実を目を前にして、好むと好まざるにかかわらず「政治のなかに生きる」我々の現実を思い知らされるのがこのドキュメンタリーでもある。イラクを解放すると信じて戦場に向かった帰還兵達が幾人も登場し、彼らの葛藤を伝えると思えば、最後の曲のバックドロップに映し出される数多くの戦死兵達の写真を見つめながら、涙を隠せない母親がいる。その一方、コンサート会場で「大統領を告発する」という曲、「Let's Impeach the President」を歌ったときの敵意に満ちたオーディエンス達。特に南部ジョージア州アトランタでの反応は、わずか2年前のアメリカでさえ、いかに狂気に満ちていたかを否応なしに我々に伝えてくれるのだ。おそらく、それは、今でもそれほど変わってはいないだろう。それが「怖さ」でもある。</p>

<p>　その一方で、60歳を超えたミュージシャン達が真正面から闘いを挑むように、突き進んでいく様は爽快であると同時に、なぜ新しい世代のミュージシャンではなかったんだろうという疑問にもつながるのだ。おそらく、70年代のツアーで撮影されたんだろう、彼らが名曲「オハイオ」を歌う映像が挟み込まれていたり...　と、そういった映像の数々がファンには単純に嬉しいんだが、あの時代ほっそりとして若く、血気盛んだった人たちが，メタボ体型をゆらせながら、今もこういった形で前線に出てくることに一抹の寂しさを感じなくもない。</p>

<p>　それでも嬉しいのは，新しい曲も含めて、彼らの歌がどこかで我々の思いとストレートにつながることだろう。誰かのコメントでも出てくるのだが、「一字一句がぴったりということはなくても、どこかで個人の想いと歌が重なるんだよ」といった言葉があった。その通りだと思う。今からほぼ40年ほど前の1970年に発表された『<b>Déjà Vu（デジャヴ）</b>』(<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001H68K5S/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002J0L/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)も『<b>4 Way Street（4ウェイ・ストリート）</b>』(<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009EP07K/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002ITW/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)も、歌詞が少しでも理解できるようになると、それをいたく感じるし、イラク戦争を前後した狂気の時代に生きている人間にとって『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FI9OSG/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Liveing With War</b></a>』は、まさしく、自分の声でもあるように思えるのだ。そんな思いを共有できる場所がライヴであり、だからこそ、知らず知らずのうちに声を上げて歌い出してしまうんだろう。今回のDVDでライヴの様子を見ていると、「これこそ、私の気持ちなんだ！」という表情がオーディエンスからほとばしる瞬間を幾度も見ることができる。おそらく、自分があのツアーを取材できていたら、全く同じ反応を同じ曲で示していたのではないかと思う。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CRGULI/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/04album/04soulflowerunion_single.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Soul Flower Union" align="right"></a>　なかなか日本でそういったバンドにお目にかかることはないのだが、そんな数少ないバンドのひとつがソウル・フラワー・ユニオン。特に、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CRGULI/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>極東戦線異状なし!?</b></a>』という曲で「この戦争を止めさせろ」というフレーズが出てくるのだが、ライヴになるとこれを一緒に歌いたくなってしまう気持ちとどこかで似ているんじゃないかと思う。</p>

<p>　さて、そのソウル・フラワーのアコースティック・パルチザンと呼ばれるユニットが20日の<A HREF="http://laborfesta.exblog.jp/" target="_new"><b>レイバー・フェスタ</b></a>に登場することになっているんだが、これには出かけていこうと思っている。すでに報道でも繰り返されているようにブラジルからの移民労働者や派遣労働者がまるでゴミのように捨てられて、合理化の名の下に首切りが当たり前のようにされている時代に、この会場でなにを体験できるのか、楽しみにしている。</p>

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<title>なぜ、誰も追求しないの？</title>
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<modified>2008-12-12T15:26:49Z</modified>
<issued>2008-12-12T14:29:26Z</issued>
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<summary type="text/plain">　この12月3日に日本はクラスター爆弾禁止条約に批准したんだが、それをして、漢字...</summary>
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<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
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<dc:subject>雑感</dc:subject>
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<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4772604340/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/book/08book/0809cluster.jpg" WIDTH="150" Height="215" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="クラスター爆弾なんてもういらない。" align="right"></a>　この12月3日に日本はクラスター爆弾禁止条約に批准したんだが、それをして、漢字もまともに読めない漫画首相は「これはすごいことなんですよ」とのたまった。ほぉ、確かにすごいとだろうと思う。実際のところ、その条約に先立つこと10ヶ月ほど前、日本がウェリントン会議で署名していたのがクラスター爆弾の「使用、製造、移譲及び貯蔵の禁止」を不可欠の要素とする「宣言」。ところが、そうしたにもかかわらず、陸上自衛隊と航空自衛隊で保有しているのが、そのクラスター爆弾で、それに費やした金額は276億円とされている。</p>

<p>　さて、かのおめでたい首相はこの宣言を遵守し、クラスター爆弾を廃棄してくれるものだと信じたいんだが、それ以前にこんな馬鹿げた兵器を購入した責任は追及されないんだろうかと思う。なんでも購入を開始したのは1987年。中曽根内閣の時代だったらしい。といっても、そんなこと、全然知らなかった。そりゃ、そうだろうなぁ。いちいち、自衛隊がどんな兵器を買っているかなんぞ、考えたこともなければ、調べたこともない。が、こんなことをきっかけとして、なにに我々の税金が使われているのかをメディアはきちんと調査して欲しいと思う。</p>]]>

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<title>690円の密かな楽しみ</title>
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<modified>2008-12-11T07:04:54Z</modified>
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<summary type="text/plain">　再び「こんなことを書いている場合ではない」と思う。大麻報道に見られるメディアの...</summary>
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<dc:subject>CD</dc:subject>
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<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ET0830/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/77little_feat.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Little Feat" align="right"></a>　再び「こんなことを書いている場合ではない」と思う。大麻報道に見られるメディアの極端な偏向や情報操作に「ジャーナリズムの死」を感じているし、押し寄せる不況の波がなにを生み出していくかという点についても危機感を持っている。当然ながら、そこから派生する不当解雇はまず弱者の直撃だ。最初のターゲットになるのは外国人研修制度の名を借りて奴隷のように扱われる、主にアジア系の労働者やブラジルから出稼ぎに来ている人々。次に来るのは「日雇い」にも匹敵する「低コスト」の派遣労働者だというのはいうまでもないだろう。前者は蚊帳の外に置かれているように思えるのだが、このところ、毎日のようにメディアを騒がせているのが後者だ。「経費削減」のために彼らが捨てられて、続くのは社員の首切り。ほんの少し前までは「史上最大の経常利益」なんて言葉が新聞の紙面を飾っていたと思うんだが、あれはどこへ行った？　おそらく、今のメディアのあり方や警察の横暴は、来るべき大衆運動に対する圧力の伏線で、同時に、弱者がより弱い弱者を作る動きが出てくるはず。忘れないで欲しいと思うのだ。ファシズムは優しく、心地よく人を飲み込んでいくということを。歴史が語りかけているのはそれじゃないですか？</p>

<p>　と、そんなことを思いながらも、CDを買い漁って、こんなことを書く自分がいるのです。だってねぇ、信じられないほどの値段で名盤を聴くことができて...　そんな喜びを少しでも誰かと共有したいと思うのですよ。例えば、このアルバム、リトル・フィートの名作『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ET0830/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Time Loves A Hero</b></a>』も、この原稿を書いている12月11日の段階でたったの690円。たまりません。アナログでしか持っていなかったこのアルバムもこれを機会にCDを購入。久しぶりにじっくりと聞いて、その素晴らしさに再び感動してしまうわけです。というので、このあたりを紹介してみたいと思ったのです。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CBW13U/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/76doobie_brothers.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Doobie Brothers" align="left"></a>　めちゃくちゃ味のあるスライドを聴かせるローエル・ジョージ率いる...　というよりは、彼そのものであったリトル・フィートの名盤として世に知られているのは、もちろん、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KEP/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Dixie Chicken</b></a>』。同時にコアなファンにとってみれば、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KE0/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Sailin' Shoes</b></a>』も絶品で、少なくとも、この2枚に加えて全盛期のライヴを収めた『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000631ED/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Waiting for Columbus</b></a>』を持っていれば彼らの魅力は充分に理解できると基本的には思う。っても、個人的にベストのベストなのはローエル・ジョージにとって唯一のソロ・アルバムとなった『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KIP/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Thanks I'll Eat It Here</b></a>』。これがすごい。</p>

<p>　とはいいつつ、実はほぼ全てのアルバムを持っているのだが、CDで持っていなかったというので、今回690円に釣られて購入したのが『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ET0830/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Time Loves A Hero</b></a>』だった。プロデューサーはドゥービー・ブラザーズの一連の作品で知られるテッド・テンプルマンで、このアルバムが発表されたのは77年。その前年に発表されているドゥービー・ブラザーズの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CBW13U/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Takin' It to the Streets</b></a>』と聞き比べると、また面白いのだ。これも690円だというのが嬉しいんだが、ほぼ同じ時期に同じプロデューサーが関わっていて、さらには、それぞれのミュージシャンがそれぞれの作品にゲストとして加わっているわけです。というので、まるでドゥービー・フィート(!?)じゃんと思わせる曲があったり...　それでいながら、どうしてもリトル・フィートであり、どうしてもドゥービーだというあたりがさすがなんだと思う。</p>

<p>　特に、今回、この『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ET0830/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Time Loves A Hero</b></a>』をひさびさに聴いて、スピード感のあるグルーヴやタイトなサウンドに昇天してしまうのです。ジャズからファンクの要素を飲み込んで...　ライヴだったら、これで延々とジャムってしまうんだろうなぁと思うとゾクゾクします。っても、ライヴは見たことがないんですが。今回これを買ってリピートで、しかも、フルヴォリュームで聴いているのがインストの4曲目「Day At The Dog Races」。この曲でのソロの流れやタイミング...　とんでもない傑作だと思う。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0017CW5CG/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/72doobie_brothers.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="The Doobie Brothers" align="right"></a>　一方、ファンのなかで賛否両論に別れるらしいドゥービーの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CBW13U/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Takin' It to the Streets</b></a>』ですが、正直言ってしまうと、自分の中ではこれが最大の傑作です。もちろん、初期の傑作、これも今690円で購入可能の『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0017CW5CG/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Toulouse Street</b></a>』が素晴らしいのはいうまでもないし、名曲、「Listen to the Music」や「Rockin' Down the Highway」が収録されたこれも持っていて当然。ただ、グイグイと、どこかで押しと乗りの良さだけで突っ走っていたドゥービーが、マイケル・マクドナルドの加入で微妙なリズムやジャズやソウルっぽいタッチを手に入れたのではないかと思うのですよ。その両者が絶妙のバランスの上でせめぎ合っているのが『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0017CW5CG/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Toulouse Street</b></a>』で、それをさらに推し進めたのが77年の作品、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KGX/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Livin' on the Fault Line</b></a>』。そして、ポップでAOR色を異様に強くした78年の『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KIN/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Minute by Minute</b></a>』で、実をいうと、これで「ロックなドゥービー」は幕を閉じたと思えたものです。まぁ、昔から好きだったので、後の『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002LPR/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>One Step Closer</b></a>』も買ったけど、これを繰り返して聴くことはほとんどなかったというのが正直なところ。</p>

<p>　と、まぁ、わずか690円でこのあたりのアルバムを購入できるというのが実に嬉しい。探せば、まだまだいろいろあるんですが、この値段がいつまで続くかはわかりません。これを機会に、いわゆる「名盤」を聴いていただければ嬉しと思うのですよ。まぁ、amazonの場合、1500円以上買わないと送料が無料にならないから、3枚ぐらい買う羽目になってしまうんですけどね。</p>

<p>　ちなみに、車を運転するときの定番は『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CBW13U/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Takin' It to the Streets</b></a>』。これとオールマン・ブラザーズの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000003CMB/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Fillmore East</b></a>』があれば、気分よく運転できます。おそらく、次回はここにリトル・フィートの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ET0830/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Time Loves A Hero</b></a>』が加わることになると思いますけど。</p>

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<title>いつも通りの安物買い</title>
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<modified>2008-11-13T03:01:55Z</modified>
<issued>2008-11-12T23:55:48Z</issued>
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<summary type="text/plain">　こんなことを書いている場合じゃないだろう...　と思う。まるで「戦前そのまま」...</summary>
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<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
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<dc:subject>CD</dc:subject>
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<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMY3M/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/60album/64dave_brubeck.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Dave Brubeck" align="right"></a>　こんなことを書いている場合じゃないだろう...　と思う。まるで「戦前そのまま」の特高のような警察の暴力が横行し、誰だっていつでも犯罪者に「仕立て上げられる」状況を目の当たりにして、こんなことを書いていていいのか？　と思う。渋谷の「麻生首相の家を見に行こう」という映像をYou Tubeで見た後、同じような「警察の横暴」や「まるでやくざ」か、それ以上に「まんまやくざ」な警察の実態から、職務質問の名を借りた嫌がらせに「暴力」を記録した映像を次から次へと見てしまうと、日本のどこに民主主義があるねん！　と思うのだ。それほどに「危険な時代に」自分が生きていることを感じているときに、こんなことを書いていて...　という。自己嫌悪を感じならが、それでも、音楽が好きだというアホさ加減にあきれてください。（同時に、You Tubeで探してみてください、こういった映像を。それがけっして、特別なことじゃないのがわかるから。今日、明日にでも「自分だって捕まるかもしれない」ことを現実に認識してしまうと、ゾッとしますから）</p>

<p>　例によって、amazonとのアフィリエイトのおかげで、頻繁にチェックしているんですけど、ときおり、「なんでこんな値段で...」と思えるアルバムを見かけることがあるんですね。実は、これを書く直前にもマイルス・デイヴィスのこんなボックス・セット、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001F4YTMA/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Workin', Relaxin', Steamin'</b></a>』をみつけてしまいました。ジャズの名門、プレスティッジからコロムビアに移籍するにあたって、契約分を「消化する」必要から2日間でアルバム4枚分のレコーディングを一気にやっているんですが、そのうちの3枚を収めているのがこのボックス・セット。なんで『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000KP62TS/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Cookin'</b></a>』1枚が抜けているのか、全然理解できないんですが、それにしても、他の3枚が一緒に入っていて、なんと（今日の段階で）869円。まるで冗談のような値段で売られています。</p>

<p>　と、そんな「安物」として買ってしまったもので、傑作や掘り出し物がいっぱいあるんですけど、その1枚がデイヴ・ブルーベックの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMY3M/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Jazz Impressions of Japan</b></a>』。ジャケットからして「なんでジャズ？」って思えるんですが、1曲目からにんまりしてしまって、今じゃ、愛聴盤です。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005A1F6/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/75hosono_tropicaldandy.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="細野晴臣" align="left"></a>　まぁ、これが録音されたのは東京オリンピックの頃らしいんですが、あの直前に初来日したデイヴ・ブルーベックがそのときの印象をまとめたらしいんだけど、これは面白い。ってぇか、細野晴臣が、例のエキゾチカ三部作（『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005A1F6/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>トロピカルダンディー</b></a>』、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005A1F7/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>泰安洋行</b></a>』、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000793EA2/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>はらいそ</b></a>』）を録音したときのネタ元の一枚じゃないかなぁと思ってしまいました。一般的にマーティン・デニーの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000006Y5B/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>The Exotic Sounds</b></a>』がベースにあるというのは有名な話なんですけど、このデイヴ・ブルーベックも「来てる」なぁ。曲のタイトルだってTokyo Traffic（トーキョー・トラフィック）からOsaka Bluesオーサカ・ブルース）、Fujiyama（フジヤマ）にKoto Song（コト・ソング）という流れが、「東京ラッシュ」「ジャパニーズ・ルンバ」「香港ブルース」とかに似ていません？　オリジナルじゃなくても、そうであっても、なんかがどこかで微妙に似ているのです。もちろん、その日本人であって日本人でない「異人の目」で世界を見つめながら、「空想」のアジアを旅している感じがするのが細野の作品群で、当然、こういった視線が核になっているんでしょうけど。それはともかく、今回のこのアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMY3M/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Jazz Impressions of Japan</b></a>』は大当たり。ちょっと高めの886円でしたけど。円高が続いているので、もっともと安くなっていくんでしょうかね。</p>

<p>　でもって、なぜか突然サンタナなんですけど、昔のアルバムをチェックしていたら初期のもので持っていないのがあるなぁ...　とは思っていたんですね。もちろん、セカンドの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001J8NQPI/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Abraxas（邦題 : 天の守護神）</b></a>』が絶対の名作で、その他、名作と言えば『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000A2I1B/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Caravanserai（キャラバンサライ）</b></a>』や『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMXYM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Borboletta（不死蝶）</b></a>』あたりがあるんでしょうけど、当然のようにそういったアルバムは持っているんです。でも、これも800円ぐらいでアメ盤が売られているので、これをきっかけに『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GN1KW/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Festival（フェスティヴァル）</b></a>』と<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMV58/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Welcome（ウェルカム）</b></a>』に、名ライヴと言われている『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMW6Q/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Carlos Santana & Buddy Miles! Live!（ライヴ！）</b></a>』や超絶ギタリスト、ジョン・マクラフリンとの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMW34/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Love Devotion Surrender（ 魂の兄弟たち）</b></a>』まで、全部買ってしまいました。もちろん、不満は全然なし。特に、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMW6Q/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Carlos Santana & Buddy Miles! Live!</b></a>』なんぞ、さすがですもの。まぁ、ちりも積もってなんとやら。結局、けっこうな金を使っているんだけど、子供の頃、お小遣いを貯めて、メシ代も使わないで空腹に耐えて少しずつしか買えなかったそのあたりのアルバムをむさぼるように買い漁って聴き漁っているという感じなのです。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008YJFZ/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/80album/82J_Geils_Band.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="J. Geils Band" align="right"></a>　それに、Jガイルズ・バンドのライヴ、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008YJFZ/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Showtime</b></a>』も776円で購入。かなり前になるんですが、ピーター・ウルフが来日したときに圧倒されたのがそのライヴ。なにせ3時間ぐらいもぶっ続けで演奏して、「俺たちの最長記録は3時間20分の休憩なしだから、全然平気だよ」なんて言っていたのを思いだします。その頃、正直言って、ヒット曲ぐらいは聴いたことがあっても、アルバムなんぞ持ってなかったというのが、彼がフロントになっていたJガイルズ・バンドのアルバム。というので、これをきっかけに買ったわけです。なんでもアメリカのストーンズとか呼ばれていたらしいけど、楽しい、楽しいアルバムですな。</p>

<p>　あとは、前日ちらりと書いたアレサ・フランクリンの超名盤『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000033IS/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>I Never Loved a Man the Way I Love You</b></a>』に、大昔に聴いてあまり覚えていないというので、超絶テクニックで誰もが目を剥いたというギタリスト、アル・ディメオラの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMV6W/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Elegant Gypsy（エレガント・ジプシー）</b></a>』や『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMYCS/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Casino（カジノ）</b></a>』も買いました。実は、その伏線として、ジョン・マクラフリンに、また、はまっていたんですけどね。ひさびさに棚から取り出してiTunesに吸い込んだのがMahavishnu Orchestra（マハビシュヌ・オーケストラ）の名作『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004VWA8/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Birds of Fire（火の鳥）</b></a>』やShakti（シャクティ）の『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00000JM4T/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Natural Elements</b></a>』。おそらく、昨日のロドリゴ・イ・ガブリエラのライヴが始まる前に流れていたのは、このあたりの曲ではないかと思うんですが、ジョン・マクラフリン率いる両バンドの名前を決定的にしたのが上述のアルバムで...　他のアルバムも聴いてみたいなぁと思っていたわけです。というので、同じく800円ほどの価格で手に入れたのは、マハビシュヌ・オーケストラの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMX24/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Visions of the Emerald Beyond（エメラルドの幻影）</b></a>』で、これもよかったなぁ。その他、マハビシュヌ・オーケストラ名義の『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMYCI/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Apocalypse（黙示録）</b></a>』やジョン・マクラフリンの名で出た『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GN1HA/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Electric Guitarist（エレクトリック・ギタリスト）</b></a>』あたりもチェックした。それに、アル・ディメオラとジョン・マクラフリンにパコ・デ・ルシアというとんでもないギタリストが集まって作ったスーパー・ギター・トリオの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMWAC/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Passion, Grace & Fire（パッション,グレイス&ファイア~情炎）</b></a>』とか...　まぁ行き過ぎというか、飛びすぎというか...　いずれにせよ、超絶ギタリスト三昧で聴きまくっております。なにやら、昼飯1回分で1枚のアルバムを購入するというのは、学生の頃となにも変わっていないようですけど。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMV76/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/75jim_hall.jpg" WIDTH="150" Height="132" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Jim Hall" align="left"></a>　こうやってみていくとジャズ系のアルバムをかなり買っているのはよくわかるんですが、ウェザーリポートの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMZ0O/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Mr. Gone（ミスター・ゴーン）</b></a>』にフレディ・ハバードの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMYWS/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Straight Life（ストレート・ライフ）</b></a>』も買ったなぁ。なぜかCTIレーベルの傑作がこのあたりの価格帯で再発されているのが多くて、最近ではないですが、いわゆる名盤をそういった安値で買い集めていったこともあります。例えば、チェット・ベイカーの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GN2SI/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>She Was Too Good to Me（シー・ワズ・トゥー・グッド・トゥ・ミー）</b></a>』。昔は2曲だけ収録されている彼のヴォーカルが聴きたいだけの理由でこれを買ったんですが、他の曲も全然悪くない。ちょっと軽い、いわゆるスムーズ・ジャズって言うのかなぁ、このあたり。CTIはフュージョンの先駆け的なレーベルで、微妙な名盤が多いのですよ。ジム・ホールの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMV76/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Concierto（アランフェス協奏曲）</b></a>』とか、デオダートの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMYX2/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Prelude（ ツァラトゥストラはかく語りき）</b></a>』もそんな値段で今でも入手可能です。</p>

<p>　と、相も変わらず、音楽中毒。こんな人間の書くことをまともに受け取ってくれるのかどうか全然知りませんけど、今回のド頭に書いていることは、これからの日本を考えたときにとてつもなく重要な意味を持っているんですけど、こんな日本でいいですかねぇ？</p>

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<title>日本は北朝鮮か？　は、その通りです</title>
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<modified>2008-11-13T03:02:39Z</modified>
<issued>2008-11-11T03:30:40Z</issued>
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<summary type="text/plain">　なにやら、軍隊のお偉い人がおっしゃった。 「こんなことも言えないのだったら、日...</summary>
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<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
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<dc:subject>雑感</dc:subject>
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<![CDATA[<p>　なにやら、軍隊のお偉い人がおっしゃった。</p>

<p>「こんなことも言えないのだったら、日本は北朝鮮か」</p>

<p>　え？　その通りと違いますの？　首相も政治家も世襲制で、報道機関はお上のお言葉の垂れ流し。話している人が厳つくないというのだけが違いで、柔らかくそれをやっているのではございませんか？<br />
</p>]]>
<![CDATA[<p><br />
　なんでもお金持ちの家を見に行こうとした人たちが捕まったらしく、（後に釈放されましたけど）そのときの映像を見てみると、こんなのあり？　と思ってしまいません？</p>

<p>　これ、そのときの映像ね。</p>

<p><a href="http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U" target="_new">10/26 麻生邸宅見学に向かおうとしたら逮捕</a></p>

<p>　そんでもって、それをする前にお巡りさんと打ち合わせしている映像も出ているのですね。</p>

<p><a href="http://jp.youtube.com/watch?v=VukCiIa0BDc" target="_new">渋谷署警察官との事前打ち合わせ＠ハチ公前</a></p>

<p>　というので、その釈放後に記者会見しているんですが、そのときの様子がこちら。</p>

<p><a href="http://jp.youtube.com/watch?v=V6X0rVVUMY8" target="_new">記者会見／「麻生太郎邸拝見ツアー」参加者３名不当逮捕</a></p>

<p>　えっと、その昔、フランコの時代、スペインでは3人以上が集まるのに届け出も必要で、そうしなかったら、捕まっていたようです。日本も、そうなんでしょうかねぇ。</p>

<p>　それと、初めて知りましたが、「コーボー」って、公務執行妨害の意味なんですね。まるで水戸黄門の印籠みたいな響きを持っていますな。コーボー...　笑っちゃいけないんだけど...　ひどい世の中になったものです。そのお金持ちは「宣伝」のために学生とは一緒におつきあいで飲むのに、飲む金もなくて困っている人たちには面と向き合って話しもしないんですかね。</p>

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<title>Change Is Gonna Come -  いいニュースじゃないか！</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2008/11/change_is_gonna.html" />
<modified>2008-11-07T03:37:54Z</modified>
<issued>2008-11-05T11:00:07Z</issued>
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<created>2008-11-05T11:00:07Z</created>
<summary type="text/plain">　他の国の大統領選挙だというのに、テレビに釘付けになっった11月5日。ドキドキし...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
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<dc:subject>CD</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009PJPA/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/60album/64sam_cooke.jpg" WIDTH="150" Height="130" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Sam Cooke" align="right"></a>　他の国の大統領選挙だというのに、テレビに釘付けになっった11月5日。ドキドキしながら、選挙結果を見つめ、マーチン・ルーサー・キング牧師の語った「夢の一端」がやっと形になった歴史的な瞬間を祝福していた。実を言えば、その選挙の始まったときに書いていたのが前回のブログ。そこに記した「期待」が現実となったわけだ。</p>

<p>　そのニュースを聞いて、（あるいは、見て）当然のように思い浮かんだのは、そして、「聞いた」のは名曲、「Change Is Gonna Come（チェインジ・イズ・ゴナ・カム）」。なにせ、彼らが求めてやむことのなかった「変化が来た」のだ。言うまでもなく、オリジナルはサム・クック。『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009PJPA/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Ain't That Good News（いい知らせじゃないか）</b></a>』と、実にタイムリーなタイトルのアルバムに収録されていて、このヴァージョンが素晴らしいのは言うまでもない。なにせ、ボブ・ディランの名曲で、名盤、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00026WU64/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>The Freewheelin' Bob Dylan</b></a>』に収録されている「風に吹かれて」を聞いて、「これこそ私たち、黒人が作らなければいけない曲だった」と生まれた曲だ。日本では一般的に「政治的」な部分が見落とされがちなサム・クックなんだが、彼がどれほど政治的な存在だったかは以前見たDVD、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009PJQJ/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Legend</b></a>』でも語られていたように思う。これについては<A HREF="http://smashingmag.com/dr/04dr/040511samcooke_hana.html" target="_new"><b>こちらに</b></a>レヴューを残しているので、興味のある方はチェックいただければと思う。なにせ、この曲があまりに危険だと思われたのかどうか、彼が暗殺されたという説があるほど。それほどにこの曲が大きな政治的インパクトを持っていたわけだ。</p>

<p>　実を言うと、勝利宣言をしたオバマのスピーチを聞いた時のこと、どうも彼がこの曲のことを意識していたのではないかと思えたんだが、考えすぎだろうか。「Change」というフレーズを選挙運動でずっと使っていたわけだから、当然といえば当然なんだが、彼が「A Chnage Has Come」とかなんとかというフレーズを口にしたとき、サム・クックのことが頭をよぎったのではないかと思うし、あの場にいた、そして、世界でそれを見つめていた多くの音楽ファンの脳裏でこの曲が鳴っていたのではないかと思う。</p>]]>
<![CDATA[<p>　といっても、おそらく、この歌を知らないと話は始まらないわけで、まずは彼の<A HREF="http://www.myspace.com/samcooke" target="_new"><b>My Space</b></a>を訪ねてくれたら、この不朽の名曲を聴くことができる。簡単に歌の意味を書けば、こんな感じになるんだろう。</p>

<p>「俺は川のそば、テントの中で生まれた。ちょうどその川が流れるように、漂い続けてきた。そうずっと...　でも、いつか変化は訪れる。そうに違いない。つらい人生だった。でも、死ぬ勇気さえないんだ。空の向こうになにがあるのかなんて、わからないじゃないか。（中略）もうダメだと思ったことが幾度もあった。もう生き残れないと。でも、また、歩き続けられるようになった。長い、長い時間がかかるかもしれない。が、わかるんだ。必ず、変化が生まれるということが」</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002IHD/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/60album/66otis_redding.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Otis Redding" align="left"></a>　文字にして起こせば、どれほどのリアリティも感じられないかもしれないが、これをあの素晴らしい声で聞くと、どうしようもなく胸を締め付けられるのだ。それが歌の持つ力なんだろう。当然ながら、この歌が示しているのは彼個人の人生のことではなく、ここに照らし出されているのはアフリカから奴隷としてアメリカ大陸に拉致されてきたアフリカ人、アフリカ系アメリカ人の歴史だろう。その痛みや苦しみをサム・クックの歌から感じることができる。同時に、それでもけっして前を向いて歩くことを止めなかった彼らの（だけではなく、全ての虐げられた人々の）気持ちが、どこかで自分とつながるのを感じるのだ。</p>

<p>　あまりにも素晴らしい曲だからなんだろう。この曲は数え切れないほどの人たちにカバーされていて、オバマ大統領誕生をきっかけに、iTunesで自分のコンピュータを検索して次々と聞いていったんだが、サム・クック同様に頭をぶん殴られるほどのインパクをともっているのがオーティス・レディング。名作中の名作『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002IHD/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Otis Blue</b></a>』というアルバムに収録されているもので、しばらく前に、<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0015DMNRY/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>デラックス・エディション</b></a>というのが発表されたのをきっかけに購入している。とはいっても、この曲は、その昔入手した、黒人音楽の「レベル（プロテスト）・ソング」を集めたコンピレーション、『Movin' On Up』で幾度も聴いていたもの。やはり、さすがにオーティス。素晴らしいのだ。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000033IS/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/60album/67aretha_franklin.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Aretha Franklin" align="right"></a>　そして、先日、やたらに安い値段で売っているからと入手したアレサ・フランクリンのアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000033IS/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>I Never Loved A Man The Way I Loved You</b></a>』にもこの曲が入っていた。正直言うと、これまでベスト・アルバムしか持っていなかったんだが、名盤だと言われているこのアルバムが900円弱で買えるというので、つい(大喜びして）買ってしまった。なにせ、子供の頃、ロックやフォークを中心に聞いてきた自分にはソウルまで手を伸ばせなかったこともあって、大人になってから必死になってこのあたりを聞き漁りながら、勉強しているわけだ。それにしても、よくもこんな名作アルバムを聞き逃していたんだろうとあきれかえっているんですけど。</p>

<p>　そんな自分がずっと愛聴していたのがザ・バンドの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005B4G9/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Moondog Matinee</b></a>』に収録されたヴァージョン。以前、このリマスター・ヴァージョンのCD再発がボーナス・トラック付きの廉価版で出た頃に何度目かのCD購入となっているんだが、このヴァージョンも泣ける。ずっと長い間、リチャード・マニュエルがヴォーカルだったと思いこんでいたんだが、どうやらリック・ダンコらしく...　これが、また素晴らしい。正直言って、ザ・バンドがカバー・アルバムとして作ったこのアルバム自体は、それほどいいと思ったことはないんだが、この曲だけは飛び抜けて素晴らしく、後に、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004W3L2/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Island</b></a>』に登場するカバー、「Georgia on My Mind」と並んでザ・バンドによるカバーの傑作だと思っている。（もちろん、ディランのカバー、「I Shall Be Released」もすごいのは言うまでもないんですが）</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000026MM1/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/80album/89neville.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="the Neville Brothers" align="left"></a>　そして、前回のブログにも登場したザ・ネヴィル・ブラザーズの傑作、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000026MM1/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Yellow Moon</b></a>』に収録されているヴァージョン。ヴォーカルは、当然のようにアーロン・ネヴィルで、彼は後にソロで発表した『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000H7J9M6/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Bring It on Home... The Soul Classics</b></a>』でもこの曲を取り上げている。これでもかという名曲のオンパレードとなっているこのアルバムは、どこかでソウル入門編的な要素もあるけど、とてつもないエネルギーを感じさせる『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000026MM1/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Yellow Moon</b></a>』のヴァージョンの方が、正直、遙かに好きですな。</p>

<p>　その他、自分のiTunesのリストには、珍しいビリー・ブラッグのヴァージョンがあって、これは以前買ったボックス・セット、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000C6NOKA/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Volume I</b></a>』に入っていたものなんだが、単体では『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002HUY0C/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>The Internationale/Live and Dubious</b></a>』に収録されている。それに昔から持っているアルバムで、British Electric Foundationという、ヘヴン17が中心となって制作したカバー企画アルバム、『Music Of Quality And Distinction Volume Two』にはティナ・ターナーのヴァージョンが入っていた。</p>

<p>　とはいっても、カバーは数限りない。試しにと思って、You Tubeでチェックしてみたら、あるわ、あるわ...　ソウル界の、いわゆる大物で言えば、まずは、<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=XJPjnwTtR5w" target="_new"><b>Al Green（アル・グリーン）</b></a>に<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=8bCVDXTIynY" target="_new"><b>Patti Labelle（パティ・ラベル）</b></a>、<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=cSmd6PdVxfQ" target="_new"><b>Luther Vandross（ルーサー・ヴァンドロス）</b></a>、<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=dkjShklowGo" target="_new"><b>Tina Turner（ティナ・ターナー）</b></a>あたりがみつかるし、初めて聞いたのでぶっ飛ばされたのは、なんと<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=C6362e0lBv0" target="_new"><b>Prince Buster（プリンス・バスター）</b></a>と<A HREF="hhttp://jp.youtube.com/watch?v=MhnhrP7qtv8" target="_new"><b>Ken Parker（ケン・パーカー）</b></a>のスカ・ヴァージョン。脱帽です。全然知りませんでした。ごめんなさい。っても、映像はなくて写真しか写ってませんけど。音楽だけで充分完璧です。ちょいと若い世代では<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=e6uzbkBgxTo" target="_new"><b>Solo（ソロ）</b></a>というのがみつかった。誰なんだろう。これも素晴らしい。それに、自分にとってはやたらと懐かしい<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=zwSBbfECfFk" target="_new"><b>Terence Trent d Arby（テレンス・トレント・ダービー）</b></a>。デビューした頃にインタヴューした彼がこの曲を歌っていたのって...　知らなかったなぁ。それにしても、この映像を見ていれば、歌の意味が実によくわかる。あと、おそらく、大統領選のタイミングを見て発表されたんだろう、<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=cUrsMGf2Cqk" target="_new"><b>Seal（シール）</b></a>のヴァージョンもなかなかいい。まだ彼が無名の頃、プッシュというグループの臨時ヴォーカリストとして来日していて、成田からの車のなかで彼にいろいろと音楽を聞かせてあげたことを思い出す。また、<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=qYFCxQTj6Ug" target="_new"><b>Gavin DeGraw（ギャヴィン・デグロウ）</b></a>の映像を見ていると、「黒人解放運動」のシンボルであったこの曲がもっと大きな意味を持ってどんどん成長しているのがよくわかる。</p>

<p>　同時に、こうやって検索していると気付くのだが、おそらく、無数の人々がこの曲と今回の大統領選挙を結びつけて、独自にビデオを編集制作してアップしていったんだろう。オリジナルをバックにした<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=W38F1Ivo2sA" target="_new"><b>このヴァージョン</b></a>やザ・シュープリームスを使った<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=VDpr8wHdhlQ" target="_new"><b>このヴァージョン</b></a>なんぞその典型で、それ以外にも、無数のミュージシャンがこの曲を歌い、演奏して「変化」を生み出そうとしていたことに驚かされるのだ。たまたまこの検索で見つけた<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=W_Z43nt6N2I" target="_new"><b>Beth Hart</b></a>なんてゾクゾクさせるし、探せばいろいろなものが出てくるんだろう。</p>

<p>　いずれにせよ、今回の大統領選挙で再び音楽の持つ計り知れない力を再認識したように思える。もちろん、これで全てが「好転する」なんぞという妄想は持ってはいない。が、少なくとも、彼ら無数の人々が「歴史」を作ったのは確かであり、逆に、歴史からなにも学ぶことなく戦前を美化する危険な人物が軍隊のトップに、そして、政府のトップに立ている日本の救いようのない危うさに驚愕するのだ。こういった動きに対して、それぞれの個人が動かないといけないと思う。アメリカの人々が口にしていたように、「我々にはできる」のです。選挙に行き、政権を変える。まずは、自公政権を倒さないといけないと思う。もちろん、日本の民主党に一片の期待もしていないし、彼らは自民党と同じ穴のむじなだとしか思えませんが。それよりも第三極を大きくしないといけないと思う。</p>

<p>　というので、このブログの締めは<A HREF="http://jp.youtube.com/watch?v=6_nP55cAwsk" target="_new"><b>Bob Dylan（ボブ・ディラン）</b></a>だろうな。ここでも司会の男性に語られているように、彼の「風に吹かれて」がサム・クックを触発して生まれたのがこの名曲、「Change Is Gonna Come（チェンジ・イズ・ゴナ・カム）」。それをここでディランが歌っていることに感無量となってしまうのだ。そして、おそらく、そのサム・クックに応えるようにディランが歌ったのが「The Times They Are A Changin'（ザ・タイムズ、ゼイ・アー・ア・チェインジン）」ではありますまいか。全てが繋がり、転がり、変化していく。つくづくとそう思います。</p>

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<title>Wattstaxの夢が現実になるとき（後編）</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2008/11/wattstax_1.html" />
<modified>2008-11-04T12:59:46Z</modified>
<issued>2008-11-01T05:53:49Z</issued>
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<summary type="text/plain">　今では信じられないかもしれないが、わずか45年ほど前までアメリカでは有色人種に...</summary>
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<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
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<dc:subject>DVD</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006LPHJ/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/dvd/03dvd/0301rosa_parks.jpg" WIDTH="150" Height="212" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Rosa Parks" align="right"></a>　今では信じられないかもしれないが、わずか45年ほど前までアメリカでは有色人種に、人間にとって当然の投票する権利が与えられてはいなかった。要するに、「民主主義の国」「平等の権利のある国」という看板を掲げ、他の国を軍事力で「解放してきた」とされるアメリカには「差別が合法的なもの」とする、まるで南アフリカのアパルトヘイトと同じような野蛮きわまりない体制が当たり前のように存在していたのだ。そのひとつが南部を中心に施行されていた人種隔離法だった。公共交通機関の列車やバス、学校から病院、ホテルに公衆便所にレストラン...　どこでも白人が優先され、目を覆いたくなるような「差別」が公然と幅をきかせていたわけだ。</p>

<p>　それが最もひどかったのがかつて黒人を奴隷として扱っていた南部で、ある事件をきっかけに注目されることになったのがアラバマ州だった。実は、アメリカの時代を揺るがし、変革することになった「公民権運動」（有色人種の市民権を獲得する運動）の始まりは、この州のモンゴメリーに住んでいた42歳の女性、ローザ・パークスから始まっている。ご多分に漏れず、あの当時肌の色によってエリアを分けられていたのがバスの座席。しかも、白人乗客が増えると黒人は席を白人に譲らなければいけないとされていたのだが、1955年の12月1日、それを拒否したのがローザ。その結果として、彼女は逮捕され、それをきっかけにその地に住んでいた若者の牧師、マーティン・ルーサー・キングを中心とした黒人解放運動が全米に広がっていくことになる。そのローザのことを歌ったのが来日したばかりのネヴィル・ブラザーズの名作、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000026MM1/thevoiceofsil-22" target="_new">Yellow Moon</a>』に収められている「シスター・ローザ」で、彼女の人生を映画化した作品で、現在、入手可能なのが『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006LPHJ/thevoiceofsil-22" target="_new">Rosa Parks Story</a>』という作品だ。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000026MM1/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/80album/89neville.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="the Neville Brothers" align="left"></a>　結局、彼女の動きに感銘を受けた地元の人たちによる1年にも及ぶバス・ボイコット運動が実り、全米からのサポートが加えられることによって、最終的に人種隔離法がアメリカの憲法に違反しているという決定につながっていくのだ。それによって、公民権運動、要するに黒人（有色人種）であっても選挙に投票できるようにする、人間にとって当然の権利を獲得する運動が拡大していくという流れなんだが、数行でこんな歴史を書けるものでじゃないのは明らかだ。なにせ最底辺に住んでいる多くの有色人種にとって公共交通機関は生活の足であり、それをボイコットするということは、現代に住む人間からいえば「あり得ない距離」を毎日のように歩かなければいけないことになる。今の我々にそんなことが可能かといえば、正直言って、不可能だろう。が、それをやってのけたのが彼らなのだ。</p>

<p>　そんな彼らを支え、闘う仲間の絆を深めていったのが歌だった。苦しみと絶望のなかから生まれ、自らに言い聞かせるように、そして、互いを励ますように歌われたのはゴスペルやブルース。その歌や音楽が放つエネルギーや影響は絶大だった。すでに音楽が商品としてしか認識されていないような時代や場所に生きている我々にはとうてい想像できないだろう。『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ALQX18/thevoiceofsil-22" target="_new">ワッツタックス</a>』にも姿を見せているザ・ステイプル・シンガーズや、インプレッションズにサム・クックといったゴスペルからソウル界にフォーク界ではプロテスト・ソングが脚光を浴び、PPMからジョーン・バエズ、そして、ボブ・ディランらが「民の声」を代弁していくようになるのだ。</p>

<p>　その運動の象徴的な出来事こそが、20万人を全米から集めた1963年8月28日のワシントン大行進であり、そこで行われたマーチン・ルーサー・キング牧師の演説、<a href="http://www.americanrhetoric.com/speeches/mlkihaveadream.htm" target="_new">I Have A Dream</a>だった。もし、少しでも時間があれば、このリンクをクリックして、彼の演説を聞いて欲しいと思う。この演説がどれほどの意味を持ち、インパクトを与えたか...　ブラック・ミュージックのみならず、リベラルだとされるアメリカ音楽を好きな人には、感じることができるはずだ。その後のジャズ、ブルース、ソウルの曲やアルバム・タイトルなどに幾度となく姿を見せるのがこの演説で聞こえてくるフレーズ。というよりは、この演説そのものが音楽的であり、歌であり、訴えなのだとさえも思うこともある。それほどに、この演説は素晴らしかった。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004SZWB/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/80album/80stevie_wonder.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Stevie WOnder" align="right"></a>　面白いことに、これを初めて意識したのはスティーヴィー・ワンダーの名曲、「ハッピー・バースデイ」（ボブ・マーリーの影響を多分に受けて生まれたという『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004SZWB/thevoiceofsil-22" target="_new">Hotter Than July</a>』に収録）という12インチだった。キング牧師の誕生日をアメリカの祝日にしようというアピールを持って、これが発売された当時、B面に収録されていたのが彼の演説の数々。自らの死を予言したことで知られる「プロミスト・ランド」もここに含まれていたのだが、なによりも胸を打ったのはこの<a href="http://www.americanrhetoric.com/speeches/mlkihaveadream.htm" target="_new">I Have A Dream</a>だった。今、きちんとワーディングされたものを見てみると、思っていたこと以上のことが語られているんだが、それでも、頭の中にこびりつくことになったのはこの下りだ。</p>

<p>『いつかかつての奴隷の息子達と奴隷所有者の息子達が、兄弟愛というテーブルにつけることを。 私の４人の子ども達がある日、肌の色ではなく人物の内容によって判断される国に住むことを。』 </p>

<p>　そんな夢を「私は抱いている」と語っているのだが、今、アメリカの大統領選挙の日に、ひょっとすると、そんなキング牧師の夢の片鱗が形になろうとしているのではないかと期待してしまう自分がいる。もちろん、正直言って、アメリカの大統領にこれまでいかなる期待も希望も持ったことはなかった。民主党であれ、共和党であれ、鬼を選ぶか、悪魔を選ぶか...　というのが大統領選挙だと思っているからだ。が、どこかで今回の選挙にはかない期待を持っているのを否定できない。これで、ひょっとすれば、アメリカに変化が訪れるのではないか...と、そんなはかない期待を胸に、あの選挙の結果を見つめていようと思う。</p>

<p><br />
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<title>Justin Nozuka - アコースティック・ソウル</title>
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<modified>2008-11-01T04:34:10Z</modified>
<issued>2008-10-31T13:58:42Z</issued>
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<summary type="text/plain">　実を言うと、ジャスティン・ノヅカのライヴはめちゃくちゃ楽しみにしていた。なにせ...</summary>
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<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
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<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://lovepeace.org/vos/photo/08report/081027justin_hana1.html" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/photo/08photos/081027justin/081027justin1188.jpg" WIDTH="235" Height="157" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Justin Nozuka" align="right"></a>　実を言うと、ジャスティン・ノヅカのライヴはめちゃくちゃ楽しみにしていた。なにせ、ここ1年でも最も頻繁に聴いているアーティストが彼なのだ。そのあたり、<a href="http://www.last.fm/user/koichihanafusa" target="_new">last FM</a>の自分のアカウントをチェックしていただければわかるんだが、なんとライ・クーダーやザ・バンドといった、昔から大好きだったアーティストと肩を並べるほどに彼の作品を聴いていることになる。それほどに惚れ込んでいるということなんだろう。</p>

<p>　初めて彼の噂を耳にしたのは、3月に訪れたテキサスはオースティン。サウスバイ・サウスウエストでのことだった。どこの誰だったか、全然覚えてはいないんだが、彼がどこかで演奏しているのを見つけて、「いいよぉ」と言われたというのだけが脳みそにこびりついていた。とはいっても、この時点では、「なんだか日系人かハーフみたいだよ」という、それだけの理由で、深く掘り下げてはいない。</p>

<p>　そして、fujirockers.orgの仕事で開催日に合わせてアーティスト情報の確認やらチェックをしていたときに、彼が今年の出演者リストに載っていることに気がつくのだ。そのあたりの下りは一度書いているんだが、それがきっかけで彼の<A HREF="http://www.myspace.com/justinnozuka" target="_new"><b>My Space</b></a>をチェック。その結果、まるで一目惚れのように彼の音楽にはまってしまったという流れがある。たまたまなのか、彼に才能があるのか...　そういったことには全然思いも及ばない状態で、単純に「いい」と感じて...　奇妙な話なんだが、彼の<A HREF="http://www.myspace.com/justinnozuka" target="_new"><b>My Space</b></a>を聴きまくり、国内盤が出るのを待てないでアメリカ盤を買ってしまった。それが、『Holly』（<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0015FQZBC/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CRGTSW/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> )だった。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0015FQZBC/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/08album/0804justin_nozuka.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Justin Nozuka" align="left"></a>　自分の記憶と想像が正しければ、フジロックへの出演はプロモーションなんだろう。なんとか、そこに彼をつっこむことができたというのが「木道亭」という、実は、魅力があっても、そこに出演するだけに「交渉する」なんてことは「あり得ない」ステージでの演奏だ。当然ながら、彼のことで大騒ぎをしていたのは、実際に音楽をチェックしていた自分ぐらいのもので、fujirockers.orgのスタッフの誰ひとりとして関心を見せてはいなかったし、彼のステージの撮影を望む人もいなかった。本当だったら、無理をしても自分が撮影したかったんだが、その時点ですでにシフトが確定されていて、オンタイムで情報を発信するというサイトを運営している立場を考えると、あの時点でシフトを変更するのは不可能。というので、結局は、まだまだ修行中の写真家に撮影を依頼。結局、レポートさえも上がっていなかったほどに、「無形の新人」としてそこにいたのが彼ではなかったかと思う。</p>

<p>　それでも、『Holly』（<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0015FQZBC/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001CRGTSW/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> )を聴けば聴くほどに、そして、彼のことを調べれば調べるほどに魅力が増していった。フジロックに彼が来たときにはまだ19歳で、このアルバムが発表されたのは2006年。ということは、わずか17歳でこのアルバムを録音したことになるのだ。なんという才能なんだろう...　と、単純にそう思ったのがこの頃だ。</p>

<p>　そして、彼の来日が発表され、一般にチケットが販売されるのは東京での1公演のみということにまた驚かされることになる。普通の発想だったら、東名阪ぐらいでライヴを仕掛けるものなのに...　と思いながら、とにもかくにも「ライヴを見たい」という一念で10月27日の公演を取材。それをまとめたのが<a href="http://lovepeace.org/vos/photo/08report/081027justin_hana1.html" target="_new">この記事</a>だ。</p>

<p><A HREF="http://smashingmag.com/tour/08tr/080503berri_hana1.html" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/photo/08photos/081027justin/081027justin1299.jpg" WIDTH="200" Height="300" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Justin Nozuka" align="right"></a>　かなり早めに会場入りして受け取ったセット・リストを見て最初に驚かされたのが「Ain't No Sunshine」。言うまでもないだろう...　とはいいながら、そのときはアーティストの名前が思い出せなくて、ビル・ウィザースだっけ？　それとも、ビリー・ポールだっけ？　なんて、お間抜けなことを口にしていたんだが、これは前者がデビュー・アルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000B8GTPQ/thevoiceofsil-22" target="_new">Just as I Am</a>』に収録して大ヒットした曲。「ほぉ、これをカバーするんだ」と、その時点では、「やっぱりね」と思ったに過ぎなかった。それは、アンコールの1曲目に書かれていたオーティス・レディングの名曲、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001C0U642/thevoiceofsil-22" target="_new">ドック・オブ・ベイ</a>』の名前を見たときも同じ。そうなんだ、やっぱ、ソウルやR&Bが好きなんだ。と、その程度のものだった。</p>

<p>　ところが、撮影のために柵中に入ってファインダーを覗きながら、彼の歌を聴いていると、実は、彼がやっているのは、そのまんまソウルじゃないかと思えるのだ。一般的にアコースティック・ギターを抱えて歌っていたら、単純にシンガー＆ソングライターだと思えてしまうし、特にアコースティックな楽器を使っていればなおさらで、どこかでそんなイメージでとらえてしまうんだが、なにかがどこかで微妙に違うのだ。と、そんなことを書きながら、初期のジェイムス・テイラーやネッド・ドヒニーのことなんかを思い出してしまうのだが、完全にフォーキーなイメージがあっても、彼らが愛してやまなかったのはソウル。ただ、ソウルっぽく歌ってはいても、そうは聞こえてこなかったのに対して、ジャスティンのヴォーカルにはそんなソウルを感じることができるのだ。</p>

<p>　そういった巨人と同時に、ジャスティンを聴いて思い出したのは、昔からの友人、リヴァプールのトーマス・ラング。彼もたぐいまれなヴォーカリストで、ソウルやジャズをこよなく愛していた。その結果が、一緒に制作した、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EQFD/thevoiceofsil-22" target="_new">Covers</a>』（後に若干の曲を加えた形で『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EQK6/thevoiceofsil-22" target="_new">Editions</a>』として発表されている）というアルバムで、彼はテディ・ペンダーグラスの「Love TKO」（『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001XASM6/thevoiceofsil-22" target="_new">Greatest Hits</a>』)やジャスティンがカバーしたビル・ウィザースの、もうひとつの代表曲「Use Me」（『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004THKR/thevoiceofsil-22" target="_new">Lean on Me-Best of Bill Withers</a>』)をここでカバーしている。トーマスの場合、ソウルとジャズが微妙にクロスしたところが大きな魅力となっているんだが、ジャスティンは完全なソウル。それをライヴを通して認識できたように思うのだ。</p>

<p>「Ain't No Sunshine」の時には、ギターを傍らに置いて、両手でマイクを握りしめ、祈るような表情で歌っているのだが、このときファインダー越しに見えたその表情にゾクゾクしていたものだ。そのときに撮影したカットが冒頭の1枚なんだが、あのヴァージョンは素晴らしかった。そして、アンコールの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001C0U642/thevoiceofsil-22" target="_new">ドック・オブ・ベイ</a>』もよかったんだが、圧巻はラストのオリジナル、「Oh Momma」。ずっと一緒に演奏していたギター＆キーボードのミュージシャンがステージを離れ、ひとりになったステージで、静かに、静かに歌い出す。マイクからずっと離れて、ほとんどPA抜きでほぼ完全な生音で演奏している感じだったんだが、それが『響く』のだ。わずかな音や息づかいさえをも聞き逃すまいとジャスティンを見つめ、あるいは、目を閉じ全神経を集中させて聞き入っていたのがオーディエンス。演奏が終わると同時に、会場が割れんばかりの拍手と歓声に包まれたのは言うまでもないだろう。</p>

<p>　ライヴの後、彼らに『ソウルだね』と言うと、『それこそが自分たちの求めているものなんだ』という言葉が返ってきた。そんな彼らを見て思いついたフレーズがアコースティック・ソウルなんだが、おそらく、ジャスティンの音楽を示すのに最適なのがそんな言葉ではないかと思う。</p>

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<title>Tete Montoliu - カタロニアの燃える炎、テテ・モントリュー</title>
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<modified>2008-10-21T17:26:46Z</modified>
<issued>2008-10-19T23:49:00Z</issued>
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<summary type="text/plain">　そうかぁ、この人はカタロニア人だったんだ...　と、ジャズ・ピアニスト、テテ・...</summary>
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<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
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<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000U5HW3I/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/74tete_montoliu.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Tete Montoliu" align="right"></a>　そうかぁ、この人はカタロニア人だったんだ...　と、ジャズ・ピアニスト、テテ・モントリューのこのアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000U5HW3I/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Catalonian Fire</b></a>』のタイトルを見て、初めてわかった。といっても、無理もないことで、70年代半ばから終わりにかけて、テテ・モントリューのアルバムを聴いていたときはカタロニアもバスクも全く未知の世界だった。あの当時、（そして、今も、おそらくは）一般的に言われていたように、盲目のスペイン人ジャズ・ピアニスト程度の認識しかなかったのも無理はないだろう。もちろん、当時の大学生なら当たり前のように、スペイン市民戦争の話を耳にしていたり、ジョージ・オーウェルの<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480087273/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>カタロニア讃歌</b></a>』やピカソの名画、『ゲルニカ』の存在は知っていた。が、それほど気にしたことも、掘り下げたこともなかったのだ。</p>

<p>　が、実際にバスクの地を訪れたり、カタロニア（カタルーニャ）に足を踏み入れ、その「国」に住む人たちと接することでなにかが微妙に変わってくる。特に、バスクでフェルミン・ムグルサとやったときのインタヴューは強烈で、フランコ独裁時代のバスク人に対する辛辣な抑圧をリアリティを持って知ったのはこのときが初めてだった。と、そのあたりの話もじっくりと書くべきなんだろうが、それはまたの機会にやるとして、今回はそんなことを思ったことがきっかけで買ってしまったこのアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000U5HW3I/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Catalonian Fire</b></a>』だ。おそらく、『カタロニアの燃える炎』とでも訳せばいいんだろうが、そんなタイトルが付けられているこのアルバムを買ったのは偶然だった。たまたま、いつものようにamazonをチェックしていたら、これが目に入ってきたというもので、値段も安いから、昔好きだったアーティストの、聴いたことのないアルバムを聞いてみようかと思ったにすぎない。そうして入手したんだが、こんなに素晴らしいアルバムをきちんと聴いていなかったのが実に悔やまれる。傑作なのだ。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012VUYN4/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/74kenny_drew_dark.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Kenny Drew" align="left"></a>　大学の頃、毎日のように通っていたジャズ喫茶（と言っていいのかなぁ、お客がいなくなるとロッド・スチュワートなんかも聴いてましたけど）、岡山文化センターのそばにあった「イリミテ」で知ることになったのがECMやSteeple Chase（スティープル・チェイス）といったヨーロッパのレーベルに録音された作品の数々。店ではラルフ・タウナー（『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00002614P/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Solstice - Sound And Shadows</b></a>』や『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BOX2Z4/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Solstice</b></a>』をよく聞いたなぁ）やヤン・ガルバレク、ゲイリー・バートンにキース・ジャレット（なにはともあれ、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BLSDJ2/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>My Song</b></a>』と『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BLSDGU/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>ケルン・コンサート</b></a>』ですね）あたりがよく流れていたように記憶しているんだが、ECMにはまったのはこの店の影響だ。うちにはその当時に買ったアナログがかなりあって、今もよく聞いているのがあの頃の作品群。例えば、エグベルト・ジスモンチの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005L8XA/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Dança Das Cabeças（邦題 : 輝く水）</b></a>』やキース・ジャレットの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BLSDGU/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>ケルン・コンサート</b></a>』のA面は静かな夜に心を落ち着かせる定番で、容量わずか16GBだというので限られた好物のアルバムしか入れることができないiPod Touchにはパット・メセニー・グループのデビュー作（だと思います）『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BLSDMY/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Pat Metheny Group（邦題 : 想い出のサン・ロレンツォ）</b></a>』も入っている。</p>

<p>　そのECMと並んでよく聞いたのがデンマークのレーベル、スティープル・チェイスの作品だった。おそらく、当時、誰もがそうだっただろう、ロック好きが最初に衝撃を受けたジャズ・アルバムとして記憶されることが多いのがピアニスト、ケニー・ドリューの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012VUYN4/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Dirk Beauty</b></a>』。これについては以前、<A HREF="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2005/04/post_26.html" target="_new"><b>こちら</b></a>に書き残しているんだが、この1曲目の「Run Away』なんぞ、いつ聴いてもゾクゾクするぐらいにかっこいい、実は、ロックンロールのような演奏だ。これを聴くと、自然に身体が動き出して、とっぷりとアルバムにはまりこんでしまうのだが、中心となっているケニー・ドリューのピアノよりも、ひょっとしてバックのベース、ニールス・ヘニング・オルステッド・ペデルセンとドラムスのアルバート・ヒースに惹かれているのではないかと思うことがよくある。というか、このコンビネーションがいいんですな。地をはうような趣で響くベースのペデルセンを初めて知ったのは、生涯で最も好きな...　というよりは、頭をぶん殴られたかのようなアルバム、アルバート・アイラーの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000015RJ/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>My Name Is Albert Ayler</b></a>』。このアルバムでその名前を知って、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012VUYN4/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Dirk Beauty</b></a>』で完全に惚れ込んだベーシストで、同時にドラムスのアルバート・ヒースにはこのアルバムではまったという感じかなぁ。誰かから聞いたんだが、ドラムスのチューニングがやたら低いらしく、それが理由でソロをとっているときなど、「パタパタパタ」というニュアンスでドラムの音が聞こえることがよくある。これなんぞ、嫌っている人も多いようなんだが、私、大好きなんですな。（その一方で、大好きな映画、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000JU7JPA/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>グレン・ミラー物語</b></a>』に登場しているシーンで覚えてしまった、真逆のジーン・クルーパも好きなんですけどね。カンカンカンカンといった張り詰めた音のする彼のドラムスはぴんぴんに張ってチューニングしているのではないかと想像するんだが、ドラムスをさわったこともないのド素人の憶測なので信用しないで、くださいね）</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012VUYNO/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/70album/74tete.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Tete Montoliu" align="right"></a>　実を言うと、このレーベルでのテテ・モントリューの代表作とも言えるもう一枚、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012VUYNO/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Tete</b></a>』でもバックのコンビは同じこの二人。今回買った『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000U5HW3I/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Catalonian Fire</b></a>』も同じトリオ編成で、このコンビネーションは、ホントに文句なしですな。実は、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012VUYNO/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Tete</b></a>』については、アナログで持っていたはずなんだが、それを探しても見あたらないというので、これをきっかけに、これともう一枚、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012VUYPC/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Tete A Tete</b></a>』も買ってしまったという次第。どれをとっても甲乙付けがたい、いいアルバムだなぁと思うんだが、やっぱ、テテにとっての一番の名作というと『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012VUYNO/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Tete</b></a>』なんだろう。巻頭に収められている名曲、「ジャイアント・ステップ」が飛び出してくると、いきなり超速リリカル・ピアノの世界に引きずり込まれてしまいますもの。とはいっても、実をいうと、それをしても、今回の一気買いの発端となった『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000U5HW3I/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Catalonian Fire</b></a>』を聴いていなかったことが悔やまれるぐらいに素晴らしい。このブログを読んでいる人がどれほどジャズを聴いているのかどうか知りませんが、一度聴いてみては如何ですかな。</p>

<p>　おっと、とはいっても、自分はそれほどジャズを聴き倒しているジャズ・ファンじゃないので、責任は持ちませんけどね。なにせ、スティープル・チェイスで名盤中の名盤といわれるデューク・ジョーダンの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012VUYMU/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Flight To Denmark</b></a>』も持っていない人ですから。まぁ、今回のテテ聴きまくりで、再びスティープル・チェイスにはまっているので、おそらく、買ってしまうんでしょうけど。それに、ケニー・ドリューとペデルセンの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012VUYNE/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Duo</b></a>』も欲しいなぁ。いくら金があっても足りませんけど、聴きたくてたまらなくなっているのであります。やっぱ、病気ですな。</p>

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<title>Lucinda Williams再び。新譜もいいねぇ。</title>
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<modified>2008-10-19T03:53:15Z</modified>
<issued>2008-10-19T00:02:31Z</issued>
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<summary type="text/plain">　ずいぶんと出遅れてしまった感じで、とりつかれたルシンダ・ウイリアムスなんですが...</summary>
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<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
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<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DXF9JU/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/08album/0810lucinda_williams.jpg" WIDTH="150" Height="132" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Lucinda Williams" align="right"></a>　ずいぶんと出遅れてしまった感じで、とりつかれたルシンダ・ウイリアムスなんですが、14日に発売となった新譜、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DXF9JU/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Little Honey</b></a>』が到着。ご多分に漏れず、はまりまくっています。</p>

<p>　確か、彼女の<A HREF="http://www.myspace.com/lucindawilliams" target="_new"><b>My Space</b></a>がどこかで読んだのではないかと思うんですが、「今度はロックよ」みたいなことを彼女が口にしていたんじゃなかったっけ？　確か、そうだと思うんだが、初っぱなの曲「Real Love」で「その通り！」と思いましたなぁ。ぐぁん〜っといったギターで始まるレイドバックしたロックンロールなんですけど、ルシンダはシャウトするでもなく、いつものちょいと風邪でも引いたときのようなこもった感じの声で押さえて（それでもソウルを込めて...　というのがミソですけど）歌っているんですな。そのバランスがいい。そんなロック的という部分で言えば、もう1曲あって、それが5曲目の「Honey Bee」。ここで思い出したのはクロスビー・スティルス・ナッシュ・アンド・ヤングの名作中の名作、『<b>4 Way Street</b>』（<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009EP07K/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>国内盤</b></a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002ITW/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>US import</b></a>）なんですが、ギターのカッティングとか、リード・ギターの一部が、まるでこの作品のロック・サイドを「感じさせる」ように演奏されていたのが気になりました。というか、好きなんでしょうな。</p>

<p>　とはいっても、この2曲の「ロック的な」のを除けば、基本的にはいつも通りのちょいと「暗い」感じのルシンダ。「暗い」という言葉が本当に的を射ているとはいいにくいんだが、どこかで鼻声のようにも聞こえるドスのきいた声と曲調に、やっぱりやられてしまうのです。あの「Real Love」の後、いきなりアカペラで始まって...　ウエットなタッチのカントリー・ナンバーと続いて、それでもってブルージーな「Tears of Joy（随喜の涙）」といった流れがいい...　ここまで来たら、もう離れられません。</p>]]>
<![CDATA[<p>　おそらく、一般的に話題になるのは8曲目の「Jailhouse Tears（刑務所の涙）」って曲だろうと思う。なんとここでデュエットしているのはエルヴィス・コステロ。このコンビネーションがいい。個人的にはこの人は好きではないんですけどね。それまでも高慢ちきな態度が嫌いだったんだが、それを決定的にしたのが、前回か、その前かのアラン・トゥーサンのライヴに彼が飛び入りしたとき。アランのライヴを楽しみにしていたのに、4曲から6曲か覚えてはいないんだが、延々と歌って「出しゃばりすぎだよ、このおたんこなす！」と思ったんですな。とはいっても、ルシンダとのデュエットでの圧倒的な存在感は否定できないです。その一方で、コステロがずいぶんと気張って歌っているのが感じられるのは、「ルシンダには負けられない」という気負いの表れか...あるいは、ルシンダには勝負できないことを知った上での「努力」ではないかと思うんですけど、いかがなものでしょう。</p>

<p>　素晴らしい曲がそろえられた入魂のアルバムなんだろうなぁ、この『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DXF9JU/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Little Honey</b></a>』。最後の曲「It's A Long Way To The Top」なんて、泣いちゃいますよ。奇妙な話かもしれないけど、これを聞いていて、ピンクフロイドの「Comfortably Numb」を思い出してしたった、私って、やっぱ、変かもしれません。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000641A2C/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/05album/0505lucinda_williams.jpg" WIDTH="150" Height="132" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Lucinda Williams" align="left"></a>　当然のように、このアルバムも届いて以来聞きまくり状態なんですが、以前彼女のことを書いてしばらくして、結局、2枚組のライヴ・アルバム『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000641A2C/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Live @ the Fillmore</b></a>』も注文。国内で買うと値段が高いので、amazon経由の海外の業者から買っているんでが、買って良かったなぁとつくづく思うほどの素晴らしいできばえです。当然、これもはまりまくりです。大きく彼女がブレイクした『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000089RV5/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>World Without Tears</b></a>』という名作を発表後のライヴを収録したこの作品が悪いわけがないわけです。それまでに録音したベストの曲が集められていて、大好きな曲がぎっしりと詰め込まれているしね。それに、観客の叫ぶ声や<br />
雰囲気をうまくつかんでいるという点で、確かにライヴならではの臨場感はあるんだけど、録音自体はどこかでスタジオ・アルバムと変わらない感じがしないでもない。それを退屈と見るかどうかなんだけど、私、好きですね、こうゆうの。というか、今回の『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001DXF9JU/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Little Honey</b></a>』にしても、ほとんどライヴ的な録音が行われているのではないかと思うんですよ。アルバムを聴いていると、彼女の笑い声が入っていたり、イントロの部分で演奏をし直しているところまで残しているし...　最近のレコーディングといえば、いいところだけをつぎはぎしてやるってパターンが多いんだけど、それと全く逆行するかのようなこの味やタッチにたまらなく人間の魅力を感じるのです。私って、古い人間ですかねぇ。</p>

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<title>Kitty, Daisy &amp; Lewis - SPの魅力は音楽の魅力か？</title>
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<modified>2008-10-08T12:30:45Z</modified>
<issued>2008-10-07T23:56:18Z</issued>
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<summary type="text/plain">　このところ、昔からのスカ仲間の来日が相次いでいる。その流れの最初は8月15日。...</summary>
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<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
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<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001EZ7N3M/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/08album/0810kitty_daisy_lewis.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Kitty, Daisy & Lewis" align="right"></a>　このところ、昔からのスカ仲間の来日が相次いでいる。その流れの最初は8月15日。確か、84年にアスワドのバックで初来日したときに仲良くなったトランペッターのタンタンがやってきて、クール・ワイズ・メンとライヴ。20数年にもわたる知己である、そのタンタンが今度はスカ・クバーノのメンバーとして来日したのが数週間後だ。そのときのレポートを<a href="http://smashingmag.com/" target="_new">Smashing Mag</a>にやとっとアップしたんだが、その数日後には、入れ違いのように、クラブ・スカ20周年記念イヴェントにDJのギャズ・メイオールがひさびさにトロージャンズを率いてやってきて、ザ・スキャタライツもやってきた。ギャズと最初の出会いは85年の10月だったと思うから、彼も20数年来の友人だ。さらには、ギャズが居残りして朝霧にDJとして出演して、彼らのクラブで幾度も演奏しているキティ・デイジー＆ルイスも登場しているわけです。まぁ、彼らとは知り合いではないんだけど、今年のサウスバイ・サウスウエストで撮影をしているし、どこかでつながっているんだろうなぁと思う。そのおかげでこのところ撮影しまくりで、自分のレポート作成に遅れが出ているし、このブログの更新もできない状態が続いているんだが、それはさておき、ここに登場したみんながギャズのクラブ、ギャズズ・ロッキン・ブルースの仲間だというのが面白い。</p>

<p>　そんなひとり、スカ・クバーノのヴォーカル、ナッティと東京でのライヴの後、一緒に飲みに出かけていろいろなことを話した。彼も、当然のように、ギャズの仲間でDJでもある。彼と知り合ってからも、もう10数年だと思うんだが、そんな流れで「飲みに行こうぜ」ということになったのだ。このときに教えてもらったのがキティ・デイジー＆ルイスが脚光を浴びるようになった背景の話。これがめちゃくちゃ面白いし、実に納得できる。今年春、オースティンで見て以来、彼らの魅力にはまりまくっていたんだが、こんなに面白くてエキサイティングなバンドが飛び出してきた背景にはこんな動きがあったわけだ。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://lovepeace.org/vos/photo/08report/080314kittydaisy_hana.html" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/photo/08photos/080314kitty/080314kitty8363.jpg" WIDTH="235" Height="157" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Kitty, Daisy & Lewis" align="left"></a>　といっても、そのままでは話がわからないと思うんだが、これがそのときに撮影した写真で、そのときのレポートが<a href="http://lovepeace.org/vos/photo/08report/080314kittydaisy_hana.html" target="_new">こちら</a>。それを読んでいただければ、だいたいのことはわかるんだが、要するに彼らが演奏している音楽は、「古い」のだ。そう、全く新しくない。そのあたり、自分が初めてイギリスのクラブ・シーンを取材した23年前にギャズのクラブで、あるいは、ジャズでみんなを踊らせていたポール・マーフィーというDJがやっていたクラブで体験したのと同じで、今の音楽産業の流れのなかでいえば、全く商売にならない古典的な...　20年代から50年代の音楽を演奏しているわけだ。</p>

<p>　それだけだったら、まぁ、アメリカの<a href="http://lovepeace.org/vos/photo/06report/060424jklein_hana1.html" target="_new">Janet Klein</a>あたりにも近いのかもしれないんだが、ジャネットがあくまでレトロなタッチを大切にしながら、ほんわかしたムードを作り出しているのに対して、キティ・デイジー＆ルイスに感じるのはざらついた感覚。なにやら、どこかで「ロック」しているというか、ぎとぎとにワイルドな衝撃を与えてくれるのが嬉しいし、興奮させられるのだ。それが面白い。しかも、すでに78回転のSP盤でシングルなどを発表していた彼らがやっと発表したデビュー・アルバム『キティ・デイジー・ルイス』(<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001EZ7N3M/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001AI93Z4/thevoiceofsil-22" target="_new">UK import</a> / <a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BDZI5C/thevoiceofsil-22" target="_new">UK import + '10 analog</a>)をチェックしてみたら、amazonには載っていないのかもしれないんだが、78回転のSP盤によるボックス・セットがでているというのだ。今時、誰がこんなものを買うんだぁ？　と、そう思っても不思議ではないと思うのだ。（ひょっとして、最後の<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BDZI5C/thevoiceofsil-22" target="_new">UK import + '10 analog</a>がそれに当たるのかもしれないけど）</p>

<p>　その理由を説明してくれたのがナッティなんだが、なんでも、今、ロンドンのクラブではSP盤がちょっとしたブームになっているんだそうな。実際、ナッティだけではなく、キティ・デイジー＆ルイスの男の子、ルイスもSP盤を使ってDJをしているというし、SP盤しか使わないクラブも出てきているとのこと。なんでまた？　と思うのだが、音がまるっきり違うというのだ。おそらく、ギャズ・メイオール周辺の音楽が好きだったら、（それだけじゃなくて、ルーツ系のレゲエやスカ・ファンも同じだと思うが）彼らがこだわっているのは、当然のようにCDではなく、アナログ。しかも、12インチではなく、7インチの45回転なのだ。それも、ジャマイカ産で、これを使うと音が全く違うというのだ。要するに、分厚くてびしびし感じて、生々しいというか...　ナッティの話によると、SP盤、78回転のものになると、その魅力が倍増するんだそうな。</p>

<p><A HREF="http://smashingmag.com/tour/08tr/080924skacubano_hana1.html" target="_new"><IMG SRC="http://smashingmag.com/tour/trphoto/hanasan/080924skacubano/080924skacubano7443.jpg" WIDTH="150" Height="225" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Ska Cubano" align="right"></a>　実際のところ、SP盤で音楽を聴いたことはないし、再生する装置もない。だから、それがどれほどの違いを聞かせてくれるのか、自分には全然わからないんだが、ジョー・ストラマーが亡くなった2002年、グラストンバリー・フェスティヴァルにそういった場所があって、彼がそこで一日中SP盤を聞いていたという話も聞いている。おそらく、あのときは、蓄音機と呼ばれるものでの再生ではなかったかと思うんだが、それほどの魅力があるんだろう。それがPAを通して再生されたら、どんな音になるのか、実に興味深い。実際、20数年前にギャズのクラブを初めて訪ねて、クラシックなブルースやR&Bをバシバシのノイズ入り45回転ででっかい音で聴いたときの衝撃はでかかった。ちんまりと小さいプレイヤーで聞くのと、身体全体で大音量で聞くのとは大違いで、この体験によって音楽そのものの見方や聴き方が完全に変わってしまったという体験をしている身としては、