<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<feed version="0.3" xmlns="http://purl.org/atom/ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xml:lang="ja">
<title>vosblog</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/" />
<modified>2009-09-14T03:18:29Z</modified>
<tagline>音楽ジャーナリスト、写真家、雑業家、花房浩一の極私的ブログです。</tagline>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1</id>
<generator url="http://www.movabletype.org/" version="3.15-ja">Movable Type</generator>
<copyright>Copyright (c) 2009, hanasan</copyright>
<entry>
<title>Benard Ighnerも到着。</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/09/benard_ighner.html" />
<modified>2009-09-14T03:18:29Z</modified>
<issued>2009-09-10T15:58:04Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.293</id>
<created>2009-09-10T15:58:04Z</created>
<summary type="text/plain">　結局、入手が難しかったと思ったBenard Ighner（ベナード・アイグナー...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>CD</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001OIZAYS/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/78benard_ighner.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Benard Ighner" align="right"></a>　結局、入手が難しかったと思ったBenard Ighner（ベナード・アイグナー）のアナログを<a href="https://www.soundfinder.jp/" target="_new">Sound FIner</a>で見つけて、約3500円で購入。1978年に発表されたアナログのサンプル盤で、このサイトと契約でもしているんだろう、神保町の店から送られてきたところをみると、あのあたりの大手出版社の音楽担当が処分したものではないかと想像する。</p>

<p>　いつも通り、このアナログからデジタル化をして、iPodでも聞けるようにしているんだが、まだまだ聞き込んでいるわけではない。最初の印象は... 彼そのものよりもバックのミュージシャンやアレンジが素晴らしいということ。70年代の日本のミュージシャンたちがいい仕事をしていたことに改めて驚かされることになる。ストリングスのアレンジも豪華で、特に光るのは渡辺香津美のギターかなぁ。まだこの時点では若手ジャズ・ギタリストと呼ばれていたんじゃなかったかと思うが、同時に、ぐんぐんと頭角を現していた頃でもあったんだろう。曲によって、おそらく、彼が影響を受けたであろうギタリストの名前が頭に浮かぶのが面白い。</p>]]>
<![CDATA[<p>　ベナード・アイグナーについてはいろいろと調べたんだが、この話をtwitterやfacebookに書くと仲間からいろいろな情報が寄せられてくるのが嬉しい。そんななかで面白かったのが<A HREF="http://jazzage.at.webry.info/200906/article_5.html" target="_new"><b>池上比沙之のThings what I feel</b></a>に書かれてあった逸話。自分は存じ上げないんだが、友人の音楽評論家の先輩のような方らしく、「そうかぁ、そんな話があったんだ」と面白く読ませていただいた。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001OAMV98/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/09album/0903chu_kosaka_box" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="小坂忠" align="left"></a>　いい時代だったんだなぁと思う。それぞれの時代に素晴らしい音楽は無限にあるんだが、若かったからかなぁ、自分の中で音楽が最もヴィヴィッドに響いたのは70年代だった。そのきっかけになったのは、単純なエンタテインメントだった歌謡曲や芸能とは一線を画した「ロック」や「フォーク」の出現で、それに触れることになったのが60年代の終わりから70年代の始め。それがジャズやソウルあたりに広がっていったのが70年代の半じゃなかったかと思う。振り返ってみれば、70年代半ばにソウルを意識し始めたのが大好きだったはっぴぃえんどの周辺で、小坂忠の『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005R6FT/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>ほうろう</b></a>』や吉田美奈子の『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EHLE/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Minako</b></a>』はその典型的な作品なのかもしれない。しばらく前に小坂忠のボックス・セット、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001OAMV98/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Chu’s Garden</b></a>』というのを買ったんだが、このセットを買う動機となったDVDに収録された75年のライヴでこの二人がティンパンアレーをバックに歌っているのがソウルなんだということを改めて実感することになったものだ。</p>

<p>　そして、そんな彼らのソウル指向を証明する素晴らしい演奏を記録しているのが、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004VPQR/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>The Best In The First Degree</b></a>』。フィリー・ソウルを代表するスリー・ディグリーズのベスト・アルバムなんだが、これは日本編終盤。ここに細野晴臣、松本隆、鈴木茂、矢野誠、林立夫をバックに録音した「Midnight Train」という曲が入っていて、これがいいのです。一方で、彼女たちが日本語で歌う「にがい涙」は..　微妙におかしく、和田アキ子系なのが面白いんですけどね。ちなみに、その曲も含めて、3曲でクレジットされている深町純もいい仕事をしているなぁと思う。</p>

<p>　ソウルからジャズ・フュージョンの時代だなぁ。岡山でプロモーターをしていたときにブルースを期待して、今は亡き塩次伸二率いるグループのライヴを企画したとき、飛び出してきた音が全く違うのに驚かされたことがある。そのときには全く知らなかったリー・リトナーからラリー・カールトンあたりを意識していたんだろう、完全なフュージョンで、すごく新鮮だったのを覚えている。そうだねぇ、そういう時代だったんだなぁ。その頃だなぁ、クルセダーズにスタッフに...　と、どんどん聴く音楽が広がっていったのは。</p>

<p>　なんだろうねぇ、たった1曲からいろいろなことが思い出され、いろいろなことを見直すことができる。音楽ってぇのは、ホントに面白い。とは言いながら、ベナード・アイグナーのアナログお越しで、ついでにやっちまえと手を付けたのは日本のフォーク系。おかげで、このところ、いとうたかおから武部行正に斉藤哲夫あたりを聴いているという、珍妙な流れが出てきたのが、また、おかしいんですが。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>Quincy Jonesなど到着</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/09/quincy_jones.html" />
<modified>2009-09-07T09:29:52Z</modified>
<issued>2009-09-07T01:56:14Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.292</id>
<created>2009-09-07T01:56:14Z</created>
<summary type="text/plain">　前回書いた名曲、&quot;Everything Must Change&quot;のオリジナルを...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>CD</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001OIZAYS/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/74quincy_jones.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Quincy Jones" align="right"></a>　前回書いた名曲、"Everything Must Change"のオリジナルをチェックしたくて、クインシー・ジョーンズの『<b>Body Heat</b>』（<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001OIZAYS/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002GAO/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)を買ったんだが、購入したのは<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002GAO/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>。安易に生産されたアメリカ盤を買うとよくあることなんだが、当然、ブックレットはなくて、ミュージシャンのクレジットなど一切記載されてはいない。こうゆうの、とっても頭に来る。例えば、ベースがいいなぁとかヴォーカルが素晴らしいと思っても、誰がやっているのか全然わからないし、結局はネットで調べることになってしまうのだ。特に、こういったプロジェクト的なアルバムの場合、フィーチャーされているミュージシャンやヴォーカリストなどの重要性が高いわけで、それを知りたいがために、データのダウンロードではなく、CDを購入するわけだ。こんなことだったら、国内盤を買えば良かったと後悔している。特にこの作品の場合、国内盤と輸入盤の値段の差はわずかだったから、実に悔しい。っても、ネットで購入すると、そんなディテールまで教えてくれることも少なくて、仕方がないのかもしれないけど。</p>

<p>　このとき、ついでに購入したのがジョージ・ベンソンの『<b>Breezin'</b>』（<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00129Q1UG/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KHU/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)。まんまとamazonの戦略にのせられて、輸入盤2枚で10％オフというのに釣られているんですが、こちらは安かったから納得できる。なにせ、データを購入するより安い890円弱。それにミュージシャンのクレジットもきちんと記載されているし... 充分に満足だ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　これはジャズ・ギタリストだったジョージ・ベンソンが自身のヴォーカル・トラックを録音したターニング・ポイント的な作品で、このあたりからジャズ・フュージョンを飛び越えて、ブラック・コンテンポラリーというよりはポップスに変化していったと見ていい思う。とはいっても、名盤だと思う。今聴くと、かなり軽いんだけど、ジャズ的なエッセンスも持ちながら、ポップでもあり...　と、いいバランスの作品に仕上がっている。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KCM/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/76al_jarreau.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Al Jarreau" align="left"></a>　このアルバムのプロデューサーが、こういった流れで最も重要な役割を果たしたトミー・リピューマで、70年代後半は彼の手がけた作品にずいぶんとはまったものだ。いわゆるジャズ・フュージョンからAORの名盤のほとんどは彼が手がけているようなもので、有名どころでは、ニック・デカロの『<b>Italian Graffiti（イタリアン・グラフィティ）</b>』（<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004VOHA/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a>)やマイケル・フランクスの『<b>The Art of Tea（アート・オブ・ティー）</b>』（<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000FPX1EC/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KCF/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)にアル・ジャロウの『<b>Glow（グロウ）</b>』<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HFN1/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KCM/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)あたりがあげられるんだが、彼の手による名作は数え切れない。実は、サンドラ・クロスのアルバム、『<b>Just A Dream（ジャスト・ア・ドリーム）</b>』や『<b>Dreams Come True...（ドリームズ・カム・トゥルー）</b>』を作ったときに、選曲の元ネタとなったのがこのあたりのアルバム。『<b>Glow（グロウ）</b>』<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HFN1/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KCM/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)に収められた「おいしい水」（っても、オリジナルはボサノヴァですけど）やジョージ・ベンソンの『<b>Breezin'</b>』（<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00129Q1UG/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KHU/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)で大ヒットしたレオン・ラッセルの名曲、「マスカレード」はこのあたりから発想を得ている。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0019F8HSW/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/78dr_john.jpg" width="150" height="132" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Dr. John" align="right"></a>　とはいっても、自分にとってそんななかでもベストの1枚はだみ声のドクター・ジョンが泣かせてくれる『<b>City Lights（シティ・ライツ）</b>』(<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00004SZLS/thevoiceofsil-22" target="_new">国内盤</a> / <A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0019F8HSW/thevoiceofsil-22" target="_new">US import</a>)。いつものアーシーなサウンドはなりを潜めて、実に洗練された音へと彼が変化を見せたのがこのアルバムで、この流れが以降の彼を決めてしまったのではないかと思う。ちなみに、この中の曲、「Rain」も自分がやったプロジェクト、リヴァプールのアーティスト、トーマス・ラングのカバー・アルバムで取り上げている。</p>

<p>　トミー・リピューマの手がけた作品については<a href="http://www.discogs.com/artist/Tommy+LiPuma" target="_new">こちら</a>のディスコグラフィーで網羅されているんだが、こうやってみていると、デイヴ・メイソンの一連の作品など、けっこう好きなロック系のアルバムもたくさん手がけているのがわかって面白い。が、自分にとって彼のピークは70年代の中期から後期。エンジニアのアル・シュミットやストリングス・アレンジのクラウス・オガーマンとのコンビネーションから生まれたアルバムには特に名盤が多いように思える。余裕があれば、時にはこうした『時代遅れ』ともいわれるかもしれない名盤を楽しんでいただければと思う。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>Everything Must Change...移りゆくすべてに</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/09/everything_must.html" />
<modified>2009-09-05T19:19:11Z</modified>
<issued>2009-09-02T17:08:33Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.291</id>
<created>2009-09-02T17:08:33Z</created>
<summary type="text/plain">　歌にのめり込む瞬間というのがある。これまでに幾度となく聴いていて、知っているは...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>CD</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GN2SS/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/78nina_simone_baltimore.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Nina Simone" align="right"></a>　歌にのめり込む瞬間というのがある。これまでに幾度となく聴いていて、知っているはずなのに、なんとも思わなかった歌に、なにかの拍子にのめり込んでしまうとでもいえばいいのか...　そんなこともある。このとき聴いていたのは希代のアーティスト、ニーナ・シモンの名盤の一枚、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GN2SS/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Baltimore（バルティモア）</b></a>』。70年代後半のジャズ・フュージョン好きを虜にしたレーベル、CTIで発表されたアルバムで、これまで最も好きだったのはタイトル・トラック。ちょっとレゲエ・タッチを持つこの曲はランディ・ニューマンの作品なんだけど、今日はそれではなく、「Everything Must Change」という曲で、「いやぁ、この曲はいいなぁ...」と息をのむことになったのだ。なぜか？　理由は全くわからない。</p>

<p>　ひょっとすると、このところ仲間が亡くなって、ちょいとセンチメンタルな気分になっているからかも。なにせ、タイトルが意味するのは、「全ては移り変わっていく」。そのフレーズで始まる歌の続きは、「変わらないものなんてない」となる。引っかかるのはそれだけで、歌の意味を理解するにはもっときちんと聴かなければいけないんだろうが、ニーナ・シモンの情感いっぱいの声にハートをわしづかみにされたという感じかなぁ。すこ〜んとはまってしまったのだ。</p>

<p>　すると気になる...　誰の曲だこれは？　オリジナルはどんなヴァージョンなんだろう？　というので、検索を始めて、深みにはまり込んでいくのだ。これもまた、音楽中毒者の性というものでしょうな。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001OIZAYS/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/74quincy_jones.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Quincy Jones" align="left"></a>　で、検索で最初に出てきた名前は、クインシー・ジョーンズ。そうかぁ...　というので、頭に浮かんだのは彼のアルバムではなくて、ジョージ・ベンソンだった。彼の大ヒット・アルバムのプロデューサーがクインシーだったことに起因しているんだろうけど、「そうだ、彼も歌っていたはずだ」と思い出したのがこのアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KGM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>In Flight（イン・フライト）</b></a>』。っても、どうやら、クインシー・ジョーンズがジャズからポップス...　というか、プロデューサーとしての手腕を大いに発揮し始めた頃のアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002GAO/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Body Heat（ボディ・ヒート）</b></a>』に収録されているのがオリジナルではないかと思われる。1974年に発表されたここで彼はアル・ジャロウやミニー・リパートンといったヴォーカルを起用しているんだけど、そのなかのひとりが「Everything Must Change」を作ったBernard Ighner（ベナード・アイグナー）だったんだとか。いわゆるジャズ・フュージョンからAOR的な趣を感じさせるものなんだろうが、残念ながら、このアルバムは持っていない。というので、早速注文。もうすぐ届くことになっている。</p>

<p>　面白いのは、最近みなさん同様にはまっている<a href="http://twitter.com/hanaoyaji" target="_new">Twitter</a>にこのことを書き込むと、音楽好きの仲間からいろいろな情報が寄せられたこと。「Everything Must Change」という曲ではなくて、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GN2SS/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Baltimore（バルティモア）</b></a>』というタイトル・トラックのオリジナルが誰かを探していると勘違いした鹿児島の友人はランディ・ニューマンの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002KH5/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Little Criminals</b></a>』に収録されているよと教えてくれたり....　でもって、<a href="http://www.facebook.com/hanaoyaji" target="_new">Facebook</a>では、Randy Crawford（ランディ・クロフォード）のヴァージョンもいいよと教えてくれた音楽評論家の仲間もいた。彼女のアルバムで、自分が持っている『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002MZH/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Best of Randy Crawford</b></a>』にライヴ・ヴァージョンが入っているんだけど、76年に発表されたデビュー・アルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000006XUJ/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Everything Must Change</b></a>』がそれなのかもしれないと思ってみたり。</p>

<p>　それだけではなく、調べていくと、この「Everything Must Change」はとてつもなく多くのヴォーカリストにカヴァーされているスタンダードで、うちの家でもいろいろみつかるのだ。例えば、オリータ・アダムスのデビュー・アルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000025X0X/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Circle of One</b></a>』に収められているヴァージョンも素晴らしいし、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002C4P/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Higher Ground</b></a>』というアルバムでカバーしているバーバラ・ストライザンドも、実は、いいのです。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EHLE/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/75minako_yoshida.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="吉田美奈子" align="right"></a>　ただ、こうやっていろいろと検索していて、みつけてしまった...　というよりは、気付かされたのが、なんと吉田美奈子のセカンド・アルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EHLE/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Minako</b></a>』。大昔から聞いていたアルバムだったのに、このアルバムの巻頭を飾る「移りゆくすべてに」という曲が「Everything Must Change」のカバーだったとは...　今回はこれにぶっ飛ばされてしまったという感じかなぁ。この作品が発表されたのは1975年。当時はソウル系の音楽は全然といっていいほど聴いていなかったし、クレジットもこんなディテールまではチェックしていなかったから、これは吉田美奈子の曲だとしてしか覚えてはいなかったというのが...　知っている人からしたら、笑えるんだろうなぁ。が、これを『発見』して再び吉田美奈子のヴァージョンを聴くと、その素晴らしさに圧倒されるのだ。きわめてユニークでドラマチックな...　まるでクラシックなミュージカル映画でも見ているようなイントロから始まるアレンジも完璧なら、オリジナルの歌詞を訳すというよりは、美しい日本語に昇華させている彼女の才能にまた愕然とさせられるのだ。しかも、ソウルを感じさせながらも、まるでシルクのような艶を持つ彼女のヴォーカルがその魅力を圧倒的なものにしている。よくもここまで完成された「本物ののカバー」をやってくれたものだと思う。幾度聴いても、これは素晴らしすぎる傑作だと思うのだ。</p>

<p>　そこで気になったのが時間軸。このオリジナルのことをよく知らないんだが、おそらく、有名になったのはクインシー・ジョーンズの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002GAO/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Body Heat（ボディ・ヒート）</b></a>』ではないかと思うんだが、これが発表されたのが1974年で、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EHLE/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Minako</b></a>』はその翌年。おそらく、ここになにかのドラマか出会いがあったんだろうなぁと思う。チャンスがあれば、吉田美奈子さんにこのあたりのお話を聞かせていただく...　というのは無理かもしれないんだが、彼女の大ファンだという友人の音楽評論家だったら、このあたりの話も知っているんだろうなぁと察する。なにせ、この曲を作ったBernard Ighner（ベナード・アイグナー）のことを調べてみると、オリジナルのアルバムとして最初に発表されたのは日本録音という1978年か79年の『Little Dreamer』。結局、インターネットでこのアルバムを探し出して、コレクターズ・アイテム化しているアナログを注文してしまうことになったんだが、このアルバムが届けば、もっと詳しいことがわかるかもしれない。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001265POW/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/dvd/08dvd/0802quincy_jones.jpg" width="150" height="212" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Quincy Jones" align="left"></a>　なんでもディジー・ガレスピーに見いだされて、ジェイムス・ムーディとも仕事をしていたというジャズ畑出身で、マルチ・インストゥルメンタリスト。詳しいプロフィールは彼の公式サイト、<a href="http://www.benardighner.com/" target="_new">http://www.benardighner.com/</a>でわかるんだが、なんでも最近アルバムを発表したらしい。当然、日本での入手は難しそうだが、どんどん気になってきている。</p>

<p>　ちなみに、面白いのは...　なんてタイミングなんだろうと思うんだが、中目黒のエチオピア・レストラン、クイーン・シバの店主、ソロモンが最近気に入ってよく見ているのがクインシー・ジョーンズのライヴDVD、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001265POW/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>50 Years in Music: Live at Montreux 1996</b></a>』。当然のように、ここでも「Everything Must Change」が取り上げられていて、なんとシンプリー・レッドのミック・ハックネルとチャカ・カーンがデュエットしているというのが面白い。その曲の説明をしているところで、「Everything Must Change」のオリジナルが69年だとかなんだとか語っているようなんだが、一度しかその下りを見ていないので定かではない。いずれにせよ、最近ではマイケル・ジャクソンやジャネット・ジャクソンの絡みで語られることの多いクインシー・ジョンズだが、彼の世界でこの曲が今でも大きな意味を持っているんだろうなぁということは充分に察することができた。</p>

<p>　さてさて、ひょんなことから、数枚のアルバムを買うことになってしまったんだが、これから届くアルバムでどんな発見があるんだろう。それが楽しみだなぁ...　と思うのです。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>アナログ盤からiTunes</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/08/post_154.html" />
<modified>2009-08-17T13:55:07Z</modified>
<issued>2009-08-15T16:28:05Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.290</id>
<created>2009-08-15T16:28:05Z</created>
<summary type="text/plain">　この前、かおりのことを書きながら、そこに登場した中山ラビのデビュー・アルバム、...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>CD</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005F1YH/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/72rabi_nakayama.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="中山ラビ" align="right"></a>　この前、かおりのことを書きながら、そこに登場した中山ラビのデビュー・アルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005F1YH/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>私ってこんな</b></a>』を聴きたくなって、またやることになってしまったんだが、ここ1〜2年、時間ができたらやっているのがアナログ盤をデジタル化する作業だ。</p>

<p>　要するに、便利さのせいでコンピュータで音楽を聴くことが多くなったのがここ数年。同時に、そこに入れた音楽をiPodで持ち歩きたいということから、のめり込んだのがこの作業だ。といって簡単ではなくて、以前はアナログのアルバムを持っていてもCDを買っていたんだが、当然のことながら、金がかかる。ボーナス・トラックが入っているとか、DVDがついてくるとか、そういったことをいいわけに、すでに持っているアルバムを何度買ってしまったか...　10枚や20枚では収まらないだろう。湯水のように金を持っていたら、それもできるんだろうが、毎日の生活に四苦八苦している身としては、それも難しい。加えて、好きでたまらないアルバムのなかにはCD化されていない「隠れた名作」がいっぱいあって、そうせざるを得ないという事情もあった。というので始めていったら、これが面白いのだ。</p>

<p>　方法はというと....　自分の場合は、ずいぶん前に購入したCDレコーダーを利用している。まずはステレオのアナログ・プレイヤーから音楽用のCD-RWに落すのが第一段階。そのデータをコンピュータで読み取って、微調整するというやり方だ。使っているソフトは、長年愛用している『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0022UZJWK/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Roxio Toast</b></a>』シリーズに同梱されているSpin Doctor。といっても、その前段階として、友人からのアドバイスで、アナログ盤は『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001ERTACM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>レイカ・バランスウォッシャー33</b></a>』で入念に汚れを落とす。傷のほとんどないアナログはこの作業をすることで、見違える（聞き違える？）ほどの音となり、下手をするとこうやって落とした方が市販のCDよりもよく聞こえることがある。それは気のせいかもしれないので、保障はしませんが。といっても、それは最近のことで、最初は普通にクリーナーで綺麗にしていた程度だが、それでも音は全然悪くないのだ。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008FC5I/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/80album/82michael_smith.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Michael Smith" align="left"></a>　最初に手を付けたのはダブ・ポエットのマイケル・スミスによる名作で唯一のアルバム、『Mi C-Yaan Believe It（ミ・キャーン・ビリーヴ・イット）』。その世界では最も知られるリントン・クゥエシ・ジョンソンのプロデュースとデニス・ボーヴェルのバンドをバックに録音されて、アイランド・レコードから1982年に発表された作品だ。自分が知る限り、一度もCD化されたことはないと思うし、どこかで見たことがあるんだが、DJのジャイルス・ピーターソンが「CD化されていない名作」としてこのアルバムをあげていたのを覚えている。</p>

<p>　このアーティストに関しては<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Mikey_Smith" target="_new">こちら</a>でわずかに情報を得ることができるんだが、政治活動家でもあった彼は、その先鋭的な姿勢から、1983年8月17日のデモの最中に殺されてということだ。当時、NMEで知ったんだが、彼が最後に口にしたのは「俺は自由な人間だ。どこをどう歩こうが、俺の自由だろう！」という言葉だったという。（それからちょうど26年目にこれを書いているのが奇遇ですな）</p>

<p>　何度かこのアルバムのCDを探そうとしたんだが、いまだに見つけたことはないし、<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008FC5I/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>amazon</b></a>でチェックしてみると、1990年にアメリカで発売されたアナログがけっこうな値段で取引されているようだ。<a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Mikey_Smith" target="_new">Wikipedia</a>によると、このアルバムを発表した頃、ジョン・ピールのラジオ番組でセッションをしているということなので、いつかそのあたりも発表されるのかもしれないが、なによりも聴いていただきたいのはこのアルバムなのだ。</p>

<p><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/73kris_kristofferson.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Kris Kristofferson & Rita Coolidge" align="right">　日頃からジャンルというものには全く興味のかけらもなくて、「心に響くかどうか」だけで音楽を聴いているものだから、こんなアルバムが出てきたら、あまりののギャップに「なんでやねん」と思われるかもしれない。が、これもそんな作業を始めて真っ先に手がけた『Full Moon』というアルバム。今では映画俳優として有名になってしまったクリス・クリストファーソンがリタ・クーリッジと結婚したときに録音したベタベタのデュエット・アルバムで1973年に発表されている。一時期、レゲエ・デュエットのアルバムを企画したときに参考としたものなんだが、そのプロジェクトは形にならずじまいというのが残念でならない。ロバータ・フラックとピーボ・ブライソンのデュエット作、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000024FUD/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Born to Love</b></a>』やマーヴィン・ゲイとタミー・テレルの名作、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001PSFBKK/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>United</b></a>』に匹敵する作品で、これは大学生時代からの愛聴盤だ。探してみると、同じ二人による『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0012GMXMO/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Breakaway</b></a>』は容易に手に入るし、値段も安いんだが、出来は『Full Moon』の方が遙かに素晴らしい。実は、今年、オースティンに出かけたときに買ったアナログが、同じシリーズの最終作、『Natural Act』。それが1978年発表で、その翌年に離婚したとのこと。『Full Moon』と同じような二人の写真がジャケットを飾っているんだが、その表情が全てを物語っているといっていいだろう。どこかで二人がよそよそしいのだ。当然、最初の作品となった『Full Moon』が格段に素晴らしい。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FDYK/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/75hiroshi_hayasi.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="林ヒロシ" align="left"></a>　当然ながら、海外のアーティストばかりではなく、日本人のアーティストのものもやっているんだが、「これはCD化されることはないだろう」と思っていたのに、今調べてみると、1993年にミディから発表されているのに驚かされた。アーティストは林ヒロシといって、ちょっと線の細い友部正人的なシンガー＆ソングライター。アルバムは『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FDYK/thevoiceofsil-22" target="_new">とりわけ10月の風は</a>』という作品で、自分の持っているのは、もちろん、オリジナルだ。まだ、インディなんて言葉がなかった1975年に、『自主制作盤』として発表されたもので、どこでどうしてこれを買うことになったのか全く覚えてはない。が、高田渡と親しくしていたらしく、ジャケット写真は彼の作品で、バックのミュージシャンに若き日の坂本龍一の名前が見える。と、そんなことよりも、歌がいいのだ。いわゆるフォークの『隠れた名盤』と言っていいだろう、大学生の頃によく聞いた宝物の1枚だ。</p>

<p>　たまたま、このミュージシャンはどうしているんだろうと思って調べてみると、なんと映画監督として著名な小林政広がこの人だったというのに驚かされた。今度チャンスがあったら、彼の作品も見てみよう。このアルバムに刻み込まれた音楽が、その映画の世界でどう展開しているのか...　実に興味深い。</p>

<p>　なお、調べてみると、CD化された『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FDYK/thevoiceofsil-22" target="_new">とりわけ10月の風は</a>』に関していえば、ジャケットにオリジナルの素晴らしい写真が使用されていないのが実に残念。高田渡の見つめていた風景とここに封じ込められた歌がどこかでシンクロしているので、このCDを買いたいとは思わないなぁ、正直言って。しかも、「不適切な言葉」が4カ所カットされているらしい。自分にとってそれは歴史の改ざんに等しい醜悪な所業で、そんな作品がほしいと思ったことはない。</p>

<p><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/70nobuyasu_okabayashi.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="岡林信康" align="right">　これは札幌に行ったときに4000円ぐらいで入手することになった、昔のビクター音楽産業から発表された岡林信康のメジャー・デビュー・アルバム、『岡林信康の世界　第一集』。実を言えば、まだ子供だった頃、頭をぶん殴られたような衝撃を受けた歌が2曲あって、それが彼の「手紙」と「チューリップのアップリケ」だった。音楽や歌を初めて真正面から意識したのがこの2曲で、ある意味、自分の人生を変えることになった曲であるようにも思う。が、「手紙」はURCからの岡林信康のデビュー・アルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001BAH3GC/thevoiceofsil-22" target="_new">わたしを断罪せよ</a>』で聴くことはできるんだが、「チューリップのアップリケ」は聴くことができなかった。いずれも、貧困や被差別部落の問題に絡んだ曲で、こういった状況が続いているのは「存在しない放送禁止」のおかげなんだろうと想像する。それが収録されているのがこの『岡林信康の世界　第一集』なんだが、どんな理由があるのか、これはCD化されてはない。というので、これをデジタル化したんだが、1〜2年前にCD化された1975年発表のベスト・アルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001IK944E/thevoiceofsil-22" target="_new">大いなる遺産</a>』に「チューリップのアップリケ」が収録されているとのこと。amazonでの解説によると、この曲のスタジオ・ヴァージョンはこのアルバムでしか聞けないらしい。結局はこれも注文してしまったんだが、ヴァージョンを気にするほど飽食していないので、これをきちんと聴けることだけで充分に満足なんですけどね。</p>

<p>　と、ここにあげたのはほんのわずかで、他にもいろいろあるんだが、基本的にレコードにしろ、CDにしろ、全てが限定盤だと思った方がいい。レコード会社なんぞ、採算が取れるかどうかどころか、利益でしかアルバム発売をしないもの。なにかの間違いで、とんでもなく『売れない』『名盤』が出てくることはあるんだが、そうならないことの方が多いのだ。だから、『聴きたい』のみならず、『なんだろう、これ？』と思える作品があったら、まずは手にしてしまうというのがレコード中毒者の性というもの。このところ、海外に行くと、数百円で買えるアナログをせっせと買い集めて、こうやってデジタル化しているんだが、それで発見した素晴らしい音楽は数知れない。今年はオースティンでカウボーイや、なぜかCDが手に入りにくいザ・マーシャル・タッカー・バンドのアルバムを買って、デジタル化している。おそらく、アナログ人口が少なくなったせいで、格安でアナログを買うことができるはず。もし、時間があったら、こんなことをやってみるのも手かもしれませんよ。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>心から愛する川村かおりへ</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/08/post_153.html" />
<modified>2009-08-15T16:26:24Z</modified>
<issued>2009-08-13T07:54:42Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.289</id>
<created>2009-08-13T07:54:42Z</created>
<summary type="text/plain">　申し訳ない。結局、通夜にも告別式にも足を運ぶことができなかった。最後の別れとい...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>雑感</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://lovepeace.org/vos/photo/08report/081122kaori_hana1.html" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/photo/08photos/081122kaori/081122kaori3561.jpg" WIDTH="235" Height="157" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="川村かおり" align="right"></a>　申し訳ない。結局、通夜にも告別式にも足を運ぶことができなかった。最後の別れというのが、どうも、受け入れられないのだ。</p>

<p>　その一方で、かおりが亡くなったというニュースを耳にして以来、なんだか自分の周りの空気の流れが止まったかのような感覚に幾度となく陥っている。そして、ひっきりなしに彼女の顔が頭に浮かぶのだ。あの翌日なんぞ、打ち合わせに出た渋谷で...　勘弁してほしいと思うほどの音の洪水に見舞われているあの街で、まるで『音』を感じることがなかった。なにやら目の前に広がっていたのは全てがミュートされたかのような世界。それは生まれて初めて目の前で飛び込み自殺を見たときの光景にどこかで似ていたように思う。全ての時間が止まって、自分だけがこの世から全く浮き上がってしまっているような、そんな感覚だ。</p>

<p>　結局、6月にロンドンから送ったメールへのレスがかおりからの最後の言葉になった。「ロンドンに来ると、いつもかおりのことを思い出すよ」と、そんなメールを送ったんだが、本音を言えば、まだかおりが生きていることを確かめたかったに過ぎない。いろいろな話を聞くと、おそらく、そのときにはかなり厳しい状態にあったんだろうと想像する。そのかおりから「ふふふ　わすれないでね　また行こうね。」というメールが戻ってきたときには、単純に彼女が生きていて良かったと思ったものだ。それと同時に、おそらく、来るべき時が近いのではないかとも思った。そのメールへの返信は「忘れるわけないさ。かおりはハートのクイーンよ」それが彼女への最後の言葉になってしまった。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FP8G/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/80album/8811kaori_kawamura.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="川村かおり" align="left"></a>　かおりと初めて出会った時のことは、今でもはっきりと覚えている。きっかけは、当時、懇意にしていたエコーズの辻君。彼が同じ時期にロンドンに来てスタジオで仕事をしているというので、オックスフォード・サーカスにあるエアー・スタジオを訪ねた時のことだった。部屋に入ると大きめのソファのような椅子の上で、まるで猫のように身体を丸くして寝ていたのがかおり。彼が手がけていたのが彼女のデビュー・アルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005F1YH/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>ZOO</b></a>』で、そのミキシングかなにかではなかったか。詳細はもう覚えてはいないんだが、いずれにせよ、この時点で彼女はまだデビューしていなかったように思う。</p>

<p>　当時、英国に置かれた日本の高校の分校で学んでいたのがかおりで、頻繁にロンドンへの取材を繰り返していたのが筆者。そんなこともあり、あの出会いがきっかけで、ロンドンへ行くと、必ずといっていいほど彼女と顔を合わせるようになっていた。かおりを誘い出してメシを食ったり、ライヴを見に行ったり...　一番覚えているのはロニー・スコッツというジャズ・クラブでアート・ブレイキーとジャズ・メッセンジャーズを見たことかなぁ。メンバー・カードを持っているおかげで、ウイークデーにはわずか1ポンドで入れるというので連れていったんだが、あのときのジャズにかおりが衝撃を受けていたなんて...　ずいぶんと後に本人から話を聞くまでは全く知らなかった。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005F1YH/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/72rabi_nakayama.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="中山ラビ" align="right"></a>　かおりが日本に帰ってきてからも、時折会ってメシを食ったり...　という感じだった。頻繁に会うことはなかったんだが、いつも思い出したように、顔を合わせていたものだ。ギャズ・メイオールとトロージャンズが来日したときには、一緒にライヴを見に行って、メンバーのバスに乗り込んで...　ギャズを初めとしてかおりを目にしたみんながいきなり彼女にアプローチしだしたのが面白かった。小田原に住んでいた頃は、仲間とやる鍋やカレー・パーティに誘ったりもしたし、あいつはひとりで車を飛ばして東京からやって来たものだ。友部正人のライヴで偶然会って、「実は大好きなんだよ」って、かおりの、また違った側面を知らされたりもしたこともある。そういえば、一時、ベイFMで番組をやっていた頃のこと、けっこう危険な日本のフォークやロックを流したときの同録テープをあげたとき、中山ラビの名曲「13円50銭」に頭をぶん殴られたと言われたことも懐かしい。</p>

<p>　ラビのデビュー・アルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005F1YH/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>私ってこんな</b></a>』に収録されているあの曲で歌われているのは関東大震災の直後に虐殺された韓国朝鮮人の話だった。すでに、こんなことを知る人は少ないだろう、あの混乱のなかで彼らが蜂起するという噂が流れて始まったのが、自警団と呼ばれる人を中心とした『韓国朝鮮人狩り』だと言われている。大陸からやって来た（連れてこられた）第一世代は韓国語独特の訛りから、濁音をうまく発音できないというので、13円50銭を「ちさんえんこちせん」としか言えなかったというのだ。だからというので、それらしき人を見つけるとその言葉を語らせて、日本人かどうかを判断。その結果、数多くの韓国朝鮮人が殺されたという。あのときにはどさくさに紛れて数多くのリベラルな知識人や活動家も殺されていて、そんな時代を歌にしているのだが、ロシア系ハーフとして日本で生きてきた彼女は、人種差別や理不尽な暴力に対してきわめて敏感ではなかったんだろうかと思う。</p>

<p>　それだけではなかった。かおりは「正しくない」ことに対して、直感で行動する女の子だった。多くの人は知らないだろうが、イラクで日本人が人質になったとき、渋谷ハチ公前で救出をアピールする集まりに来てくれないかと連絡すると、ギターを持って車で乗り付けてきたなんてこともあった。といっても、来た時間があまりに遅くて、結局は何もできなかったんだけど。どこまでもまっすぐに「起きていること」に向かい合うタイプといっていいだろう。ナイーヴなアプローチではあったかもしれないが、社会の不正に対して彼女が語るとき、もどかしい言葉の裏から顔を覗かせるのは弱者に対する優しいまなざしだった。おそらく、それが死ぬ間際まで続いていたんだと思う。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000V46RM/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/dvd/04dvd/04warrenzevon_dvd.jpg" width="150" height="212" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Warren Zevon" align="left"></a>　巻頭の写真は昨年11月、渋谷のクラブエイジアで、彼女自身がオーガナイズしていたイヴェントでのもの。あの写真の直後、彼女が撮影しているこちらに気付いて、ニコッと笑っているんだが、その瞬間に、もう彼女の撮影をするのは止めようと思った。なぜか？　死ぬとわかっている友人を撮り続ける勇気がなかったのかもしれない。正直言って、自分はそんなにタフじゃない。</p>

<p>　そのかおりに死が迫っていることで思い出したのは、数年前に亡くなったウォーレン・ジヴォンだった。が、結局、そのことも彼女には話せなかった。おそらく、本人には人生の幕が下りようとしているのがわかっているはずなのに、それに追い打ちをかけるようなことなんてできるわけがないじゃないか。これはかおりと同じように自らの死が迫っていることを知ったジヴォンが、最後の作品を録音する様子をドキュメントしたもの。『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000V46RM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Keep Me in Your Heart</b></a>』（僕のことを心にとどめておいてくれ）というタイトルがかおりから受け取った最後のメッセージと同じで、彼女もまたあれから最後の作品を制作したことになる。それが『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VA10H0/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>K</b></a>』と呼ばれるアルバムであり、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4835617290/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>MY SWEET HOME ~君に伝えたいこと~</b></a>』という本なんだろう。</p>

<p>　でも、彼女はけっしてネガティヴにはならなかった。彼女のメールにはこんなことが書かれてあったものだ。</p>

<p>「そうそう、偶然はないのよ。廻べくして廻ってるのよ、きっとね。」</p>

<p>　と、ありのままを受け入れて生きた彼女が天寿を全うしたと思うことにしている。38歳という年齢を若すぎるというのは簡単だ。が、人の生はその長さではない。どこかで、あいつにはまたきっと会えると思っているんだが、こうやって、あの日以来、幾度も書き直しながら、この文章に向かい合って、やっとかおりの死を受け入れられたのではないかと思う。気がつけば、あの日からすでに2週間以上が過ぎている。</p>

<p>　実は、今年のフジロックで仕事をしながら、「かおりは来ないのかなぁ」なんて思っていた。おそらく、最後の年になるだろうから、無理をしても来てくれないかなぁ...　なんぞと都合のいいことを考えていたんだが、そのとき、彼女は病床で最後の闘いをしていたことになる。そして、フジロックが終わって東京に戻ってきて、最初に届いたニュースがかおりの死だった。しかも、最終日に前のマネージャーとかおりのことを話していたというのに...　そんな流れも、彼女の言うように、廻るべくして廻ってきたものなんだろう。</p>

<p>　安らかに眠ってください。かおりはいつも私のハートのクイーンです。また、あの世で会おう。お前のことは絶対に忘れないよ。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>旅で出会うミュージシャンたち</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/07/post_150.html" />
<modified>2009-07-14T04:17:27Z</modified>
<issued>2009-07-10T17:32:24Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.286</id>
<created>2009-07-10T17:32:24Z</created>
<summary type="text/plain">　面白いことに、旅をすると、必ず、面白いミュージシャンたちに出会う...　って、...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>CD</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00104KFV4/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/09album/0904dana_leong.jpg" width="150" height="132" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Dana Leong" align="right"></a>　面白いことに、旅をすると、必ず、面白いミュージシャンたちに出会う...　って、考えてみれば、当たり前。なにせ、旅の目的はいつだって音楽なのだ。だから、いろいろな流れでさまざまなミュージシャンたちにで出会うんだが、どこかで誰かとつながっていたり...　というのが、面白いのだ。</p>

<p>　その典型がDana Leong（ダナ・レオン）じゃないかと思う。この4月のアメリカへの旅の目的が、ここ数年、完全に惚れ込んでいるリラ・ダウンズの取材だったんだが、そのバック・ミュージシャンで唯一の東洋系が彼だった。なんでも日本人と中国系アメリカ人とのハーフらしい。彼に「この取材のあと、シカゴに行くんだよね。バスクのバンドで、友人たちがレコーディングしているから」と言うと、彼が「ひょとして、フェルミン・ムグルサって、知ってる？」と返してくるのだ。こちらからしたら、なんでメキシコ系のミュージシャンの取材で、いきなりバスクが出てくるのかと思ったら、彼がフェルミンの新しいアルバムで演奏しているというんだが、おそらく、それが『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001UYQKKO/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>アスマティック・ライオン・サウンド・システマ</b></a>』なんだろう。そんなプロセスで受け取ったのがダナ・レオンのアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00104KFV4/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Anthems Of Life</b></a> 』だった。</p>

<p>　基本的には、本人曰く、ヒップホップ・ジャズということなんだが、90年代のジャズ・ラップを進化させたものと考えるのが正しいのかなぁ。一方で、トロンボーンよりもチェロの奏者だという情報もあって、そういったクラシック的なエッセンスに、レゲエ的なものも感じさせるのがなかなか面白い秀作だ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　振り返れば、リラ・ダウンズを知ったのはバンダ・バソッティのマネージャーがくれたコピーがきっかけで、いうまでもなく、彼らと最もタイトに繋がっているアーティストがバスクのフェルミンだ。そのフェルミンと一緒に演奏している人間とこうやってヨーロッパから遙かに海を隔てたアメリカで繋がってしまうのが面白いのだ。</p>

<p>　もちろん、なんの拍子にバスクが出てきたかというと、ベリ・チャラックがレコーディングしているシカゴに向かうことを彼に伝えたこと。いうまでもなく、「バスクのメタル系で....」というところで、そんな話しに繋がったわけだ。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000NIIZ74/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/07album/0701majors_junction.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Majors Junction" align="left"></a>　さて、シカゴに到着してメトロで最寄りの駅からスタジオに行くと、メンバーがいない。なんでも「カントリー・バンド」を見るというので、タクシーに乗って指示された場所に向かったんだが、なにやら廃墟のような場所にぽつんとあるバーがその会場。入場料は無料で「気持ち」だけでいいというのが嬉しい。といっても、その時点で誰もいなかったんだが、ドアを開けると目の前にカウンターがあって、その部屋のコーナーでドラムスのセッティングしている人物がいる。奥を覗くともっと広い劇場のようなスペースがあるんだが、そっちではなく、ちっぽけなバーそのものでライヴが始まるようだ。</p>

<p>　それから30分ほども待っただろうか。ベリ・チャラックの連中も到着して人も増えてきた頃に彼らの演奏が始まった。素人にしてはいいなぁ...　なんて思いながら、演奏を楽しみ、その後、ドラマーと話をしたんだが、その時に受け取ったのが彼ら、マイナー・ジャンクションというバンドのアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000NIIZ74/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Confluence</b></a>』だった。これを聞いたのは帰国してからなんだが、これには驚かされた。といっても、最初に驚かされたのは音楽ではなく、CDが黒く、まるでアナログのようだったこと。っても、表がそれだというのは珍しくない。おそらく、誰もが一度はお目にかかったことがあると思うんだが、アナログ好きがよくやるのがそれ風のデザインで、これもそのひとつと思っていた。表はまるで45回転のシングル盤で、ご丁寧に溝まである。が、それをひっくり返しても、真っ黒。ん？　これ、ホントにCD?　と思ったのは、数年前、友人のスカフレイムスが『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000BKJGWW/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Realstep</b></a>』というアルバムを思い出したからだ。この初期プレスでおまけとなっていたのが、なんと5インチの33回転。常識ではあり得ないことをやってのけた彼らには脱帽ですが、まさかこれもアナログじゃないよなぁ...　と、おそるおそるCDプレイヤーに入れてみるときちんと再生するのです。mixiの友人たちによると、「黒いCDなら見たことがあるよ」ということなので、今振り返ると、そんなに驚くことじゃなかったのかなぁと思うけど、私には初体験なのです。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000NIIZ74/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/07album/0701majors_junction_in.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Majors Junction" align="right"></a>　ちなみに、これがその中身の写真。どう見てもアナログでしょ？　その趣味からも想像できるかと思うけど、彼らの音楽もアナログ...　というか、基本的にはカントリー・ベースのオーガニックな音楽で、実をいうと、私、こういったのが好きなんですね。なかにはちょっとスイングするジャズっぽいタッチの曲も入っているし、初っぱなの曲なんぞ、いわゆるカントリー・ロックです。彼らのライヴを見たときには、もっともっとレイドバックしたカントリー系という感じだったけど、ジョニー・キャッシュあたりが大好きなんだろうなぁというのがよくわかる。実をいえば、帰宅してから彼らのことを調べてみると、どこかのフェスティヴァルでは、私の敬愛するデヴィッド・グリスマンの直前にステージに立つなど、かなり知られているような感じ。あのバーでは近所のアマチュアかと思ったんだけど、そうじゃなかったようです。</p>

<p><img src="http://lovepeace.org/vos/album/08album/0807maps_and_atlases.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Maps And Atlases" align="left">　でもって、ベリ・チャラックがレコーディングしていたスタジオで、やはりレコーディングしていたのが地元のバンド、Maps And Atlasesで、彼らから直接受け取ったのがこの『<b>You + Me + Mountain</b>』というアルバムだった。</p>

<p>　この時、スタジオのなかでの彼らの作業を見学させてもらったんだけど、これが珍妙だった。なんとテープのスピードを落として、ドラマーがかなりのスピードで演奏しているのだ。「なんじゃらほい？」と不思議な顔をしている自分を彼らがニコニコしながら見ている。そりゃ、当然だろう。でも、それがなぜかわかったのは、このアルバムを聴いてから。なにやらどこかで、XTCを思わせるような変態ポップス的バンドが彼らで、これががなかなか面白い。彼らの<A HREF="http://www.myspace.com/mapsandatlases" target="_new"><b>My Space</b></a>から、「アルバム聞いたよ」とその旨を伝えてメールしたとき、「おそらく、ジョン・ピールが生きていたら、番組で流したともうよ」書くと、「そりゃぁ、嬉しい」といったレスが返ってきた。彼らが新しい作品を発表したら、きちんと聞いてみたいと思う。いやぁ、旅は本当に楽しい。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>ああ、懐かしい</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/06/post_152.html" />
<modified>2009-06-20T05:37:06Z</modified>
<issued>2009-06-20T05:34:41Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.288</id>
<created>2009-06-20T05:34:41Z</created>
<summary type="text/plain">　たまたまなんですが、こんなのみつけて貼り付けちゃいました。今でも、私は西岡恭蔵...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>雑感</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p>　たまたまなんですが、こんなのみつけて貼り付けちゃいました。今でも、私は西岡恭蔵の大ファンです。そして、この歌は「私の大阪」を象徴しているのですよ。</p>

<p><object width="425" height="344"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/hH9ahJh79aQ&hl=ja&fs=1&"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/hH9ahJh79aQ&hl=ja&fs=1&" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="344"></embed></object></p>]]>

</content>
</entry>
<entry>
<title>Berri Txarrak in Chicago（ベリー・チャラック）</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/06/berri_txarak_in.html" />
<modified>2009-06-19T10:25:50Z</modified>
<issued>2009-06-18T18:30:19Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.285</id>
<created>2009-06-18T18:30:19Z</created>
<summary type="text/plain">　ロスからシカゴへひとっ飛び...　わずか750円で往復のフライトだった。といっ...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>旅</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.fujirockexpress.com/08/report/report.php?id=106" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/photo/09photos/090415berritxarrak/090415berritxarrak5995.jpg" WIDTH="235" Height="157" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Berri Txarrak" align="right"></a>　ロスからシカゴへひとっ飛び...　わずか750円で往復のフライトだった。といっても、マイレージ、25000マイルを使っての予約で、その発券手数料がその金額だったということなので、それを「安い」と言っていいのかどうかはわからない。いずれにせよ、驚かされたのは、アメリカの国内便に関して言えば、マイレージを使ってのフライト予約が簡単で、使いやすいなぁということ。国際便となると、マイレージを持っていても使えないことが多々あり、それにこだわってフライトを選ぶのもなんだか騙されているような気持ちになるのだ。</p>

<p>　シカゴに飛んだのは4月14日で、わずか2泊。ここで大好きなバンドのひとつ、ベリ・チャラックがレコーディングしていたのが理由だ。以前も<A HREF="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2008/06/post_137.html" target="_new"><b>ここに</b></a>書き残しているんだが、彼らの仲間曰く「まるでフォークがそのままメタルになった感じ？」と形容され、エモ・メタルなんぞと呼ばれることもあるバスクのバンド。<A HREF="http://lovepeace.org/vos/photo/07report/070325berri_hana1.html" target="_new"><b>2年前の来日公演</b></a>を取材して以来、めちゃくちゃ気に入っていて、マネージャーやバンドともけっこうコンスタントに連絡を取り合っている。なんでも、その彼らがヨーロッパのマーケットに関してロードランナーと契約して、新しいアルバムを録音していたので遊びに行ったという感じかな。なにせ、750円のフライトで、帰りのフライトのコネクションもいい。しかも、スタジオに泊まってもいいというので金もかからない。と、即決だった。いつものことなんだが、こうやって友人のところを転々としていると、日本にいるよりも金がかからないというのが面白い。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000HOMCDW/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/05album/05berri_txarrak.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Berri Txarrak" align="left"></a>　おそらく、秋口には発表されるだろう、ベリ・チャラックのアルバムをプロデュースしているのはスティーヴ・アルビーニ。彼のエレクトリカル・スタジオでのレコーディングというのだが、みんなに笑われるのを覚悟で書くと、この時点でも、私、この人がどれほど有名な人物かって、全く知らなかったのですな。なにせ、90年代のロック、しかも、アメリカ系となると全く聞いていないのですよ。彼の名前を知らしめることになったというニルヴァーナもピクシーズも聞いていないし、パールジャムもほとんど知りません。というので、この話をする度に笑われております。（今でも、笑えると思いますが）</p>

<p>　そのスティーヴとはほとんど話をしていないんだが、嬉しいのは、レコード好きな自分が中古レコードの店を探していることを告げると、いろいろな店を教えてくれて、わざわざ住所を書いたメモをくれたことかな。おかげで、いろいろな店を訪ねることができたんだが、結局、レコードを買うことになったのは、以前、この町を<A HREF="http://lovepeace.org/vos/photo/06report/060320shamisen_hana1.html" target="_new"><b>三味線ツアー</b></a>で訪ねたときに、トムズ・キャビンの麻田浩さんに連れていってもらった店、<A HREF="http://www.davesrecordschicago.com/" target="_new"><b>Dave's Records</b></a>。この時はMIyoshi Umeki（ナンシー梅木）の『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VA11WY/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>シングズ・アメリカン・ソングズ・イン・ジャパニーズ</b></a>』がみつかったのには驚かされた。っても、好きでもない人には「なんじゃらほい」なんですが、自分が愛してやまないハリウッド映画の古典、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011GIF18/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>サヨナラ</b></a>』で、日本人初のオスカー受賞者となったジャズ・シンガーのアルバムで、初めてこれを聴いたのは今は亡きパパ・ジョン。横浜は野毛にあるジャズと演歌の店だった。それ以来、探していたアルバムがここでみつかったことになる。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001VA11WY/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/50album/56nancy_ukemi.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Nancy Umeki" align="right"></a>　さらに、Tut Taylor（タット・テイラー）というドブロ奏者の「Dobrolic Plectral Society」とウイリー・ネルソンのレゲエ・アルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0009ML1Q6/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Countryman</b></a>』ということで、最後の1枚のは新品だったけど、他は中古。ナンシー梅木（ミヨシ・ウメキというのがアメリカでの芸名）がCDで再発されるというのを知ったのは帰国してからと...　まぁ、タイミングが悪かったんだが、おそらく、そのオリジナルだろう1枚を入手できたのは嬉しい。</p>

<p>　タット・テイラーもあまりなじみがないと思うんだが、昔からカントリーやブルーグラスが好きで、大好きなアルバム、ノーマン・ブレイクの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000MD7/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>The Fields of November</b></a>』やカントリー勢がジャズをやっている名盤、単純に演奏しているミュージシャンの名前を連ねただけの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00079I07E/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Norman Blake / Tut Taylor / Butch Robbins / Vassar Clements / David Holland / Jethro Burns</b></a>』での演奏が忘れられなくて、こんな機会に手を出してしまうのだ。</p>

<p>　ちなみに、前者の『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000MD7/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>The Fields of November</b></a>』は翌年のアルバム、『Old and New』と2 in 1の形で出ているようなんだが、注意書きにCD-Rによる製品とあるのが、買うのを躊躇させます。また、後者の<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00079I07E/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Norman Blake / Tut Taylor / Butch Robbins / Vassar Clements / David Holland / Jethro Burns</b></a>』は隠れた名盤で、チャンスがあったら絶対に買って欲しいと思う。以前は、アナログからデータを起こして、iTunesに入れていたんだが、実は、今回の旅のロスでまれなCDを発見。購入している。ここに収められた「(Take) 'A' Train」は絶品です。</p>

<p>　さらに、ここで出会ったバンドのことも書きたかったんだが、それはまた次回ですな...　なんか長くなりすぎたのです。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script></p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>Ozomatliが沖縄にやってくる！</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/06/la750.html" />
<modified>2009-06-17T19:31:59Z</modified>
<issued>2009-06-17T16:33:27Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.284</id>
<created>2009-06-17T16:33:27Z</created>
<summary type="text/plain">　ロスでリラ・ダウンズを取材して、その後は友人宅でお世話になりながら、ちょっとし...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>旅</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://lovepeace.org/vos//photo/07report/070316ozo_hana.html" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos//photo/07photos/070316ozo/070316ozo3559.jpg" WIDTH="235" Height="157" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="Ozomatli" align="right"></a>　ロスでリラ・ダウンズを取材して、その後は友人宅でお世話になりながら、ちょっとした休暇を楽しんでいた。といっても、昔からの仲間に会ったり...　ということは、以前書き残している。加えて、オゾマトリのマネージャーにも会っていた。なにせ、彼らを初めて取材したのが1997年と、すでに彼らとのつきあいは12年目。四方山話をしようということになったんだが、主な目的は彼らを沖縄へ呼ぶことだった。おそらく、このブログをチェックしている人だったら知っていると思うんだが、2007年に<A HREF="http://lovepeace.org/vos//photo/07report/070224henoko_hana0.html" target="_new"><b>ピース・ミュージック・フェスタ！辺野古2007</b></a>を取材して以来、毎回このイヴェントには顔を出していて、なんとか、オゾマトリをここへ呼べないかというのが本当の気持ち。それが無理でも彼らには沖縄へ来て、その現実を体験してほしかったのだ。</p>

<p>　だから、彼らとは会う度にその話をしていた。彼ら以外でも、仲良くなったミュージシャンには、なぜか、「沖縄へ行ってごらん」と話しているようで...　大昔はホットハウス・フラワーズのリアムにも言ったなぁ。ちょうど、彼のお父さんが亡くなって、彼が落ち込んでいたとき。それから、どれほど過ぎた頃かなぁ...　実際に沖縄に行ったらしく、「お前の言っていたことは正しいよ。沖縄は素晴らしかった」と語ってくれたことがある。</p>]]>
<![CDATA[<p>　それはともかく、オゾだ。たまたまそんな話をしていたら、マネージャーのエイミーが9月25日にシンガポールでライヴをやるというのだ。だったら、21日に予定されているピース・ミュージック・フェスタ！に出られるかもしれないと思って、交渉を始めていた。といっても、簡単なわけはない。なにせ、主催者はプロのプロモーターではなく、沖縄から米軍基地をなくそうと動いているミュージシャンや仲間たち。当然、金なんてあるわけはない。でも、嬉しかったのは、「そんなことは重要じゃない」と、この申し出を快く承諾してくれたこと。しかも、あのあと、幾度かメールでやりとりをすることになるんだが、そのなかではっきりと彼らに伝えたものだ。</p>

<p>「沖縄の人はアメリカ人、嫌いだよ。だって米軍基地は押しつけられるわ、米兵の犯罪は日常茶飯事だし...」</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000A2H61O/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/05album/0508ozomatli.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Ozomatli Live at the Fillmore" align="left"></a>　そうすると、エイミーからは「メンバーは全員、そのことを知っているし、ヴェトナムでライヴをしたこともあれば、中近東でやったこともある。だから、みんな、すごく楽しみにしている」</p>

<p>　という返事が返ってきた。本当に嬉しいと思う。こういった連中と友達でいることが自分の...　どこかで誇りなんだろうと思う。</p>

<p>　ちなみに、ここ数年のオゾマトリの作品でベストはというと....　おそらく、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000A2H61O/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Ozomatli Live at the Fillmore</b></a>』だろう。DVDが一緒になっていて、この時のライヴを見ることができるんだが、ライヴ・バンドとしての真骨頂をここで確認することができる。できれば、チェックして欲しいと思う。</p>

<p>　ちなみに、この<A HREF="http://www.peace-music.org/" target="_new"><b>ピース・ミュージック・フェスタ！</b></a>の公式サイトは<A HREF="http://www.peace-music.org/" target="_new"><b>こちら</b></a>で、彼らが運営しているブログが<A HREF="http://peacemusic.ti-da.net/" target="_new"><b>こちら</b></a>。ときおりでもいいので、チェックしてくれると幸い。それに、東京や大阪ではプレ・イヴェントも開かれるようなので、なんとか足を運んでくださいませ。そうやって、お金を生み出さないと彼らも息切れしてしまうのです。宣伝もしてください。それだけじゃなくて、実際に、沖縄に行って、基地の現実を目の当たりにして欲しいと思う。今なら...　というか、つい先日、これに合わせて沖縄行きのフライトを予約したんだが、なんとか3万円強で往復のフライトを押さえることができました。連休の時期なので、どんどん安いフライトが押さえられているのですよ。だから、急がないとめちゃくちゃ金がかかるのです。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001FBLOJY/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/08album/0810monareta.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Monareta" align="right"></a>　さて、そんな話の他にも、オゾのマネージャーとはいろいろな話をしている。例えば、ここ数年、ラテン系のコンテンポラリーなロックとか、そういった音楽にはまっていること。すると、彼女のボーイフレンドがそういったアーティストを中心としたレーベル、<A HREF="http://www.nacionalrecords.com/" target="_new"><b>Nacional Records（ナショナル・レコード）</b></a>を運営しているというのだ。そこでいろいろなアルバムを受け取ることになるんだが、面白いのはヴェニス・ビーチでお世話になった友人、かつてジ・アンタッチャブルズをマネージメントしていた彼が、一時期面倒を見ていたメキシコのユニット、プラスティリーナ・モッシュのアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001B92EFS/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>All U Need Is Mosh</b></a>』がここから発表されていること。この偶然には驚かされたもんだ。それだけではなく、ここ数年、再来日が待望されているex-マノ・ネグラ、マヌ・チャオの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000SQJ27I/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>La Radiolina</b></a>』から、この話を聞く一月ほど前にオースティンで取材したコロンビアはボゴタからやってきたエレクトリック・クンビアのユニット、Monareta（モナレータ）の最新作、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001FBLOJY/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Picotero</b></a>』もここから発表さているんだとか。繋がりというのは、本当に面白い。</p>

<p>　さらに、今年のフジロックのラインアップを見ていたら、そのレーベルのアーティスト、Juana Molina（フアナ・モリーナ）の名前が見える。実は、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001EOQUDM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Un Dia（ウン・ディア）</b></a>』と呼ばれている最新作を、このレーベルから受け取っていたのだ。世の中、本当に狭いと思うし、まるで見透かされてるように、みんながつながっているのを再発見したように思うのだ。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script></p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>The Uk Jazz Danceって本が出たよ</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/06/the_uk_jazz_dan.html" />
<modified>2009-06-16T05:24:18Z</modified>
<issued>2009-06-16T02:22:16Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.283</id>
<created>2009-06-16T02:22:16Z</created>
<summary type="text/plain">　去年の暮れ、大昔からのロンドンの友人で、かつてStraight No Chas...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>books</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4902800136/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/book/09book/0905uk_dance_jazz.jpg" WIDTH="150" Height="212" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="UKジャズ・ダンス・ヒストリー" align="right"></a>　去年の暮れ、大昔からのロンドンの友人で、かつてStraight No Chaser（ストレート・ノー・チェイサー）という雑誌を作っていたジャーナリストで編集者のポール・ブラッドショーからひさびさに連絡がた。</p>

<p>「今度、イギリスでのジャズ・ダンスの歴史に関して本を出すんだが、翻訳をやってくれないか」</p>

<p>　というのだ。80年代の半ばからこのシーンを取材していて、いろいろな形で一緒にプロジェクトを手がけたりということもあって、当然ながら、やりたいと思ったんだが、その段階で設定されていた出版時期があまりに早すぎて、お断りすることになる。当時のシーンを取材してきた人間として、やるべきだしやりたかったんだが、時間がない。なにせ、<A HREF="http://smashingmag.com/" target="_new"><b>Smashing Mag</b></a>の更新作業で、毎日何時間もとられるのに加えて、ディテールにこだわるせいか、翻訳にはかなり時間がかかるのだ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　しばらくこの話のことを忘れていたんだが、先日、彼から再び連絡があって、東京のブリティッシュ・カウンシルで、その本の著者でDJ、そして、ミュージシャンでもあるSnowboyをゲストに呼んでイヴェントをやるので遊びに行ってほしいとあった。というので、スリープウォーカーのサックス、まさやんを誘ってここに出かけたんだが、まるで同窓会だ。キョート・ジャズ・マッシヴの沖野君やUFOのラファエル...　と、当時からの「顔」が見える。しかも、スノウボーイがこの本に記しているダンス・ジャズの歴史をいろいろな映像を取り混ぜて話してくれるんだが、これも懐かしい。なかでも、80年代当時のクラブ、Wag（ワグ）でよく演奏していたTommy Chase（トミー・チェイス）カルテットの演奏を見たときには、あの時の熱気が甦ってきたように感じたものだ。これは「Jazzin' Soho」というビデオに収録されている映像で、まるで全盛期のアート・ブレイキー＆ザ・ジャズ・メッセンジャーズよろしく演奏する彼らの前で踊っていたのがIDJ（I Dace Jazz）というダンス・グループ。このコンビネーションは強力だ。彼らのアルバム、「Groove Merchant」（グルーヴ・マーチャント）がスティッフ・レーベルから発表されたのが1987年で、イギリスのチャンネル4が制作することになったこのビデオはその前年に発表されている。</p>

<p><A HREF="http://lovepeace.org/vos/vo/00vo/000721.html" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/photo/80photo/85jds.jpg" width="225" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Jazz Dekektors" align="left"></a>　このビデオのサントラがあったらぜひ欲しいと思うんだが、ここでジョージィ・フェイムが歌っているソーホーの歌がめちゃくちゃいいのだ。（っても、タイトルもわからないし、不親切なビデオのパッケージにはなにも記されてはいない。）</p>

<p>　これまで幾度も書いているんだが、その前年にロンドンのショー・シアターで開かれたのが生涯で最も大きな印象を残したライヴ。なにせ、演奏しているのは今は亡きアート・ブレイキーとザ・ジャズ・メッセンジャーズで、そこにザ・ラスト・ポエッツのジャラールが詩の朗読からラップで絡み、その前で踊っていたのが前述のIDJにマンチェスターからやってきていたジャズ・デフェクターズ。特にアート・ブレイキーが満面の笑みを浮かべながら、ドラム・ソロでダンスのソロとバトルをしているときの光景なんぞ、忘れようとしても忘れられない。この頃からジャズ・ディフェクターズと仕事をするようになるんだが、ダンスに関してはIDJの方が勝っていたかなぁと思う。といってもIDJがタップ・ダンスを基調としたサザン・スタイルだったことに対して、JDズはバレー的な要素を入れたノーザン・スタイル。簡単に比較はできないんだが、きわめてオリジナルなジャズをベースとしたダンス・グループとして彼らが「評価」される時代がやってきたことは充分に認識できた。しかも、彼らが同じステージに立っていたのはジャズの歴史と言っていいだろう、アートブレイキーなのだ。</p>

<p>　さて、スノウボーイとのひさびさの再会があったときに、「日本でツアーするから、見に来てよ」というので、ぜひ撮影したいと応えていたんだが、連絡はなし。というか、こっちもずっと先のことだと思っていたら、すでにツアー中というのがわかってしまった。最も撮影しやすい渋谷デュオでのライヴが11日だったらしく、あとはビルボードあたりでの演奏となるので撮影は難しい。しかも、あそこはあまりに高くて貧乏人の私には見に行けません。ということで、今回の取材はないだろうと思う。</p>

<p><img src="http://lovepeace.org/vos/album/92album/92mip.gif" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Kenny Rankin" align="right">　なお、この日程を知って、大急ぎで<A HREF="http://smashingmag.com/" target="_new"><b>Smashing Mag</b></a>に書いたのが<A HREF="http://smashingmag.com/column/09column/090612dancejazz_hana.html" target="_new"><b>ダンス・ジャズからブルーノートの格安再発盤を漁る</b></a>という原稿。知らないうちに発表されていたこの本『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4902800136/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>UKジャズ・ダンス・ヒストリー</b></a>』の翻訳版を軽く紹介して、スノウボーイのことも書いた。さらには、タイミングよく、ジャズ・レーベル、ブルーノートの設立70周年を記念して1100円で100枚の名盤再発が始まるというので、80年代のジャズ再発見時になくてはならなかったクラシックなアルバムの数々も簡単に紹介している。もし、チャンスがあったら、そのなかのアルバムをチェックしていただければ幸い。50年だから60年代初期に録音された音楽が、今もとてつもなくホットで魅力的か...　それが痛いほどわかりますぜ。</p>

<p>　ちなみに、ブルーボート・レーベルに残されたそういった曲からセレクションしたコンピレーション、『Make It Deep & Phunky』と『Mo' Deep Mo' Phunky / Volume 2』を、ポール・ブラッドショーや、今じゃ、有名人のジャイルス・ピーターソンと一緒に作っているんだが、当然、現在は入手不能。まぁ、コンピレーションだから、それも仕方がないか....　それにしても、このアルバムが1万枚ほども売れたんじゃなかったかなぁ、あの当時。それが若い人たちへのジャズへの入り口になっていったように思うんだが、自分もそのひとり。このあたりを聴き漁ったものです。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>ちょいとマリワナ屋さんで一服</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/06/post_148.html" />
<modified>2009-06-15T12:44:40Z</modified>
<issued>2009-06-14T14:56:49Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.280</id>
<created>2009-06-14T14:56:49Z</created>
<summary type="text/plain">　リラ・ダウンズの取材でロサンゼルスを訪ねたとき、ひさびさにヴェニス・ビーチにあ...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>旅</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000630VU/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/80album/85untouchables_the.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="The Untouchables" align="right"></a>　リラ・ダウンズの取材でロサンゼルスを訪ねたとき、ひさびさにヴェニス・ビーチにある友人の家に泊まった。かつて、ジ・アンタッチャブルズという、ザ・スペシャルズへのアメリカからの解答として日本でも知られるようになったバンドがデビューした頃のマネージャーがその友人で、今調べてみると『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000630VU/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Wild Child</b></a>』というアルバムが、オリジナルに数々のボーナス・トラックを加えて、手に入るようだ。</p>

<p>　ちなみに、ロスに行くと必ずお世話になるのが、かつてジャンプ・ウィーズ・ジョーイ（アルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000009QZ/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Ska-Ba</b></a>』で80年代の終わりにデビューしているのではないかと思う）というバンドで日本でもかなり売れたスカ・バンドのドラマー、ウイリー・マクニールなんだが、彼がジ・アンタッチャブルズに加わったこともあり、そのアルバムが、日本では当時ソニーから出た『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000003BG9/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Agent Double O Soul</b></a>』。ちなみに、実は、ジ・アンタッチャブルズは今も活動を続けているらしく、その動向は彼らの<A HREF="http://www.myspace.com/theuntouchablesla" target="_new"><b>My Space</b></a>で確認可能だ。今回、ロスを訪ねたときにその時のメンバーのひとりと出会っているんだが、酒屋さんで働きながら、今も音楽をやっているというのが嬉しかった。</p>

<p>　それはさておき、かつての彼らのマネージャーから、「ちょっとマリワナ屋さんに行くんだけど、つきあう？」と言われて、覗いたのがヴェニス・ビーチにあるお店。日本では「汚染」という言葉に伴って、まるで「害毒」のように吹聴されているあのマリワナをきちんとショーケースに並べて、陳列している、そんなお店だった。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4750598127/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/book/90book/98mariwana.jpg" WIDTH="150" Height="208" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="医療マリファナの奇跡" align="left"></a>　おそらく、日本では知らない人の方が多いのではないかと思われるのが、アメリカで前回の大統領選挙に伴って行われた医療用マリワナの合法化に関する投票。実は、その結果、合法化されたのがカリフォルニアなんですが、そんなニュースが日本で流れたことはないように思える。ひょっとして、見たことがないだけないのかもしれないので断定はしませんが、日頃の報道を見ていると、どう考えても「あり得ない」ように思うんですな。なにせ、どのマスメディアでも「大麻」と並んで出てくる言葉が「汚染」。その言葉を辞書で調べてみたら、「汚れること。特に、細菌•ガス•放射能などの有毒成分やちりなどで汚れること」ということからもわかるように、明らかに「大麻が毒物でもあるかのような」意味を込められていることに気がつく。それだけではなく、薬物という書き方も大嘘だ。一般的には薬理作用を有する化学物質を意味するのであり、大麻は草に過ぎない。</p>

<p>　さらに加えて、「マリワナ中毒」の患者が紹介され、「マリワナから抜け出す」ために収容されている施設までが登場する。そんなアホな話があるかい？　と、調べてみると、NHKの報道に登場したその場所で「マリワナ中毒患者」が強調されていたにもかかわらず、取材対象になった人物が「マリワナだけ」でそこにいるとはとうてい考えられないのだ。それよりも「そういったイメージ」を植え付けるためのプロパガンダとして「マリワナが強調されている」のであり、少なくとも報道と呼べる代物ではなかった。もしも、報道であるのならば、当然、カリフォルニアで自分が体験した「医者の処方箋を持ってマリワナを買いに行く」という日常的な行為が存在する国外での事情と比較して、少なくとも「検証」すべきだろう。しかも、この処方箋というのが単純な手紙のようなもので、医者に行けば誰でももらえる代物。もし、仮に、「大麻汚染」とか「薬害」と呼ばれるものがあるのであれば、そんな「許可証」を渡す医者は悪魔か鬼畜かってなことになるはずだ。</p>

<p>　しかも、「医療用マリワナ」とはいっても、その友人のみならず、同じく、「許可書」を持っている彼の奥さんも全く病人ではないのですよ。実際に本人に尋ねてみると、「誰でも行けばもらえるよ」とのこと。しかも、このとき、彼が買っていたのは「マリワナいりのクッキー」を少々。NHKやメジャーの放送局が「報道」するような「マリワナ中毒者」の世界とは全く違うんですな。なんだか、ワインをたしなむところに似ている。実際のところ、どう見たって彼らが「中毒患者」には見えないし、社会的にも地位のある人なんですな。この現実の違いを「大麻は怖い」とか「大麻汚染」（それにしてもひどい言葉だと思う）と「宣伝」しているニュース番組を制作している人たちはどう説明してくれるんだろうと思う。</p>

<p>　ちなみに、このとき、お店の人に尋ねたんだけど、ちょっと強めのスティックが1本で20ドル。弱いのは10ドルということなんですけど、私の実感は「高い」。まぁ、オーガニックで「安全な」マリワナということで、そういった値段がついているんだろうなぁと思う。</p>

<p>　いずれにせよ、日本の報道機関の大麻に関する報道はあほらしすぎる。なにせ、被害者がいないのに、まるで重罪であるかのような印象を受け付けることに躍起になっているあたり、北朝鮮のてニュース番組とどこが違うのよ。問題はそれを意図的に行っているという時点で、すでに「ジャーナリズム」ではないし、そんな嘘を公のメディアで流しているという意味で、彼らは「犯罪者に等しい」と思うのですよ。それだけではなく、そんなことよりも、もっと報道しなければいけないことがいっぱいあるでしょうに...　「誰と誰が交際している」といったゴシップにも辟易。ニュース番組でゲーノー人が結婚したとか...　もう勘弁してくださいよ。そういえば、先日の「花屋さん」が栽培していて捕まったときのニュースも強烈だったなぁ。「専門知識を使って薬物を...」といった内容だったと思うんですが、マリワナは、放っておいても元気に育ちます。なにせ、もともと雑草なんだから。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>有罪なのは警察と検察だろ！</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/06/post_149.html" />
<modified>2009-06-10T16:20:26Z</modified>
<issued>2009-06-10T15:13:55Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.282</id>
<created>2009-06-10T15:13:55Z</created>
<summary type="text/plain">　おそらく、誰でも知っていると思うけど、このところ、新聞やテレビを騒がせている足...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>雑感</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4898311237/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/book/08book/0808shibushi_jiken.jpg" WIDTH="150" Height="212" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="志布志事件" align="right"></a>　おそらく、誰でも知っていると思うけど、このところ、新聞やテレビを騒がせている足利事件で、17年間も不法に拘束され、「犯罪者」にされた菅家利和さんの気持ちが痛いほどわかる。たまたま<A HREF="http://www.asahi.com/national/update/0610/TKY200906100365.html" target="_new">このニュース</a>を見て、これを書き始めているんだが、こんなの氷山の一角だろ？　たまたま表に出てきただけの話で、自分たちがいつもこんな危険にさらされているということを僕らは理解しなければいけないんだろうと思う。警察や検察は「犯罪者を捕まえたり」する組織ではなく、おそらくは、犯罪者を作る組織ではないのか...　と、ずっと思っているんだが、それを見事に証明して見せているのがこの事件じゃないか？　しかも、それが「例外的に起きている」とはけっして思えないんですよ。</p>

<p>　いつか、自分の家に「公安」と呼ばれる人が来たときもそうだった。最初は柔らかく話していながら、こちらが否定すると「嘘つくんじゃねぇ！」とテーブルを拳で叩いて恫喝だからね。あれはまだ1回で済んだけど、あれを毎日のようにやらされたら、たまりませんって。それが警察の取り調べの常套手段だとしたら、警察は「脅迫や恫喝」で「犯罪を作っている」としか思えないじゃないか？　しかも、そんな事件のあとに「ごめんなさい」って、それで済むのか？　当然ながら、菅家利和さんの人生を奪った警察と検察はその罪を問われてしかるべきであり、彼に対する充分な損害補償と同時に、その「罪」を問われなくてはいけないと思うんだが、どんなものだろう。</p>]]>
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001D7TL4K/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/dvd/08dvd/0810tuskurareru_jihaku.jpg" WIDTH="150" Height="212" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="志布志事件" align="left"></a>　もし、これに関して、警察や検察が「無事に済む」ことになったら、それこそ犯罪製造組織としての警察や検察を認めるようなもの。そんなことを認めてはいけないと思うのだ。</p>

<p>　と、そんなことを書きながら思い出したのが<A HREF="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%97%E5%B8%83%E5%BF%97%E4%BA%8B%E4%BB%B6" target="_new">志布志事件</a>。これだって、「警察が犯罪を犯した」記録だと思うんだが、このケースでも「事件を作り上げた」警察になんのおとがめもないとしたら、連中のやり放題じゃないんですかな？　これなんぞ、警察が集団で「犯罪をでっち上げた」結果、数多くの市民が被害を受けているわけです。これが、戦前の特高警察の時代だったら、「そんな時代もあったなぁ」と語ることができるんだが、これが今の日本で、当たり前のように起きていることが怖いのだ。</p>

<p>　ひょとすると、「普通に生きている普通の人」は「そんなの特殊な人だけに起こる異様なケース」だと思うんだろうけど、You Tubeで探したら、そんなのいっぱい出てくるんですね。「警察が犯罪を作る現場」の映像が。その好例が渋谷で起きた事件。ネットで知り合ったみなさんが「62億円もの価値がある」といいわれる麻生首相の家を見に行こうと集まった人々に対する事件。あの映像を見れば簡単にわかるんだが、充分に渋谷警察の職員と確認をして行ったにもかかわらず、「まるで水戸のご老公の紋所」よろしく、「コーボー」と大声を張り上げて、罪のない「歩いているだけの市民」を逮捕した連中のやり方なんぞ、「警察が犯罪ねつ造組織だ」ということを証明しているようなもの。まぁ、こんなことを書いていたら、そのうち、自分のもしょっ引かれるんだろうという恐怖を感じるほどにめちゃくちゃなのだ。</p>

<p>　と、そんなことをわずか数行の記事で考えてしまった。警察は怖い。と、つくづく思う。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>Kenny Rankin - こよなく愛したアーティストが亡くなりました</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/06/kenny_rankin.html" />
<modified>2009-06-10T15:06:55Z</modified>
<issued>2009-06-10T12:14:43Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.281</id>
<created>2009-06-10T12:14:43Z</created>
<summary type="text/plain">　本来ならば、前回アップしたマリワナ事情に関して書きつつあるものを先にフィニッシ...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>CD</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011UGWX2/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/74kenny_rankin_silve.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Kenny Rankin" align="right"></a>　本来ならば、前回アップしたマリワナ事情に関して書きつつあるものを先にフィニッシュしてアップすべきなんだが、つい先ほど、自分が最も敬愛するアーティストのひとり、ケニー・ランキンの訃報が入ってきた。と言っても、自分が彼をこよなく愛していることを知る友人がMixiを通じて知らせてくれたんだが、なんでもロスの病院で肺ガンのために亡くなったとのこと。享年69歳というんだが、それほどの年齢だったとは...　</p>

<p>　これまで幾度が彼のことは書いていると思うんだが、前回は名作中の名作、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011UGWX2/thevoiceofsil-22" target="_new">Silver Morning</a>』が初めてCD化されたときだった。その時の原稿は<A HREF="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2006/10/kenny_rankin_si.html" target="_new">ここで</a>みつかるんだが、2006年の10月とある。それからしばらくの後、2008年3月には彼の代表作の多くが紙ジャケット仕様で再び日の目を見ることになっている。と言っても、それは日本でのこと。本国、アメリカではケニー・ランキン自らが<a href="http://cdbaby.com/" target="_new"><b>http://cdbaby.com/</b></a>を通して3枚のアルバムを再発しているに過ぎない。どうやらアメリカのレコード会社は彼にそれほどの愛情もないんだろう、他のアルバムもほとんどが廃盤のようになっているようだ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　おそらく、70年代にAORと呼ばれた音楽を好きな人じゃなかったら、彼のことなんぞほとんど知らないと思うし、すでに忘れ去られているのではないかと思うんだが、自分にとってケニー・ランキンとは「これ以上の優しい声を持つ人はいないだろう」と思わせるほどのヴォーカリスト。同時に、ギタリストでピアニストでもある。特筆すべきは、ハッとするほどの美しさを持つ声なんだが、それこそ「癒し」と呼ぶにふさわしいクオリティを持っている。どれほどイライラしているときでさえ、彼の声を聞くと心が落ち着くといってもいいだろう。まるで魔法でもかけられているように気持ちが落ち着いて、優しくなれるのだ。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011UGWXM/thevoiceofsil-22" target="_new"><img src="http://lovepeace.org/vos/album/70album/76kenny_rankin_album.jpg" width="150" height="150" border="0" hspace="10" vspace="10" alt="Kenny Rankin" align="left"></a>　初めて彼の声を聞いたのは学生時代だった。最も印象に残っているのは、友人が開いていた喫茶店で彼のアルバム、<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011UGWXM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>The Kenny Rankin Album（邦題 : 愛の序奏）</b></a>を聴いたとき。この喫茶店は岡山市内にある運動公園を囲むように走る国道53号線沿いにあって、その窓からは日の光がさんさんと入ってくる。おそらく、秋口か冬ではなかったかと思うんだが、朝方、まだ店を開けたばかりの時間に温かいコーヒーを飲みながら、このアルバムを聴いたときの心地よさはどれほど言葉を重ねても描ききれないと思うのだ。まるで心が洗われていくような気持ちとでも言えばいいだろうか、あれ以来、なぜか日曜日の朝、なにもしなくてもいいリラックスした朝にこのアルバムを聴くのが定番になったように思う。</p>

<p>　といっても、このアルバムをわずか3日間でフル・オーケストラをバックに生で録音したということを知ったのは、ケニー自身がこのアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011UGWXM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>The Kenny Rankin Album（邦題 : 愛の序奏）</b></a>』と前作、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011UGWX2/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Silver Morning（シルヴァー・モーニング）</b></a>』、そして、なぜかしら『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011UGWXC/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Inside（インサイド）</b></a>』という作品が一枚抜けて、そのまた前のアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ZLS8RG/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Like A Seed（ライク・ア・シード）</b></a>』を再発した頃。<a href="http://cdbaby.com/" target="_new"><b>http://cdbaby.com/</b></a>か、あるいは、彼の公式サイト、<a href="http://www.kennyrankin.com/" target="_new"><b>http://www.kennyrankin.com/</b></a>で彼自身がそんな思い出を書き残していたように思う。この一連のアルバムは、全て傑作と呼ぶにふさわしいんだが、少なくとも『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011UGWXM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>The Kenny Rankin Album（邦題 : 愛の序奏）</b></a>』と『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011UGWX2/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Silver Morning（シルヴァー・モーニング）</b></a>』は聴いてもらいたいと切に願う。</p>

<p>　彼のスタイルはちょっとジャズっぽいエッジを持ったヴォーカルがメインなんだが、その萌芽はすでに60年代終わりに発表したアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ZLS8QW/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Mind Dusters（マインド・ダスターズ）</b></a>』あたりから現れていた。フォーキーなんだが、どこかでジャズを感じるのだ。そのあたりの流れは、同じ時代に頭角を現してきたジョニ・ミッチェルやイギリスのジョン・マーティンにも近かったかと思う。しかも、そのアルバムに続く、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000ZLS8R6/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Family（ファミリー）</b></a>』では、後に発表する名作、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0011UGWXM/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>The Kenny Rankin Album（邦題 : 愛の序奏）</b></a>』でもカバーすることになるハンク・ウイリアムスの名曲「ハウス・オヴゴールド」を取り上げていたり...　しかも、そのスタイルが後者を想定していたような趣で、時代を遙かに超えた、とんでもないセンスや才能を持っていたことが伺えるのだ。実をいえば、90年代初期にニューヨークに行ったときに、この2枚のアナログを見付けて購入しているんだが、それを聞いたときには、彼のそんなセンスに多いに驚かされたものだ。</p>

<p>　それから数年後かなぁ、ブルーノートにケニー・ランキンが来日して、ベースとのデュオでライヴをやったときには、あのブラジル風のギター、（特にバーデン・パウエルの「ビリンバウ」が傑作）が本人の演奏だということを間近に目撃して、また驚かされることになる。ヴォーカリストであるばかりではなく、彼はギタリストでもあり、（その時、同じように発見するんだが）ピアニストでもあることを再認識したのがこのとき。なんでも、ボブ・ディランの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00026WU9Q/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Bringing It All Back Home（ブリング・イット・バック・ホーム）</b></a>』でギタリストを務めたという話を、この訃報を伝えるタワー・レコードの<A HREF="http://www.bounce.com/news/daily.php/19934/headlineclick" target="_new">バウンス</a>でチェックしたときに初めて知ったんだが、ディランとの関係なんて全く知らなかった。というか、自分にはそんなこと、些細なことなんですけど。</p>

<p>　それはともかく、アメリカを遠く離れたアジアの端っこの日本でも、ケニー・ランキンという、スターでもなんでもないアーティストをこよなく愛した人間がいたということを書き残しておきたいと思うのですよ。もちろん、だからってなにも変わることはないんだが、本当に彼の音楽には感謝しているのです。ホントに、ホントに、安らぎの時間を与えてくれてありがとう。安らかに眠ってください。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>たかだかハッパに金を使うな</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/06/post_139.html" />
<modified>2009-06-10T12:11:47Z</modified>
<issued>2009-06-05T03:10:51Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.267</id>
<created>2009-06-05T03:10:51Z</created>
<summary type="text/plain">　（この原稿は半年ほど前に書きかけて、手を付けていなかったんだが、ちょいと書き足...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>雑感</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4807481045/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/book/80book/81mariwana_now.jpg" WIDTH="150" Height="208" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="マリファナ・ナウ" align="right"></a>　（この原稿は半年ほど前に書きかけて、手を付けていなかったんだが、ちょいと書き足して、公にすることにしました。なぜ、そうしたのか？　それは、次回に書きます）</p>

<p>　まるで殺人事件にでも匹敵するような大騒ぎをしている大麻関連のニュースやメディアの反応を見ていて、「これじゃ、まるで魔女狩りじゃないか」と思っていたら、それと同じ台詞がこの本、<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4807481045/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>マリファナ・ナウ</b></a>の宣伝文句に書かれてあった。っても、ここ数ヶ月の大騒ぎは、本物のマリファナ（マリワナの方が本来の発音に近い）の種を付録にしてこの本が発表された80年代頭とは比較にならないほどにヒステリックで、なにやらきな臭いものを感じるのだ。</p>

<p>　まずはメディアの姿勢だ。まるで「お上の都合」に合わせるように「情報」を垂れ流し、NHKに至っては「政府公報」のように機能しながら、「洗脳」を肩代わりしている。異論を挟む余地もなく、「どこにも被害者がいない」のにとてつもなく「重罪だ」というイメージを「宣伝」し、「大麻汚染」という言葉を一人歩きさせているのだ。が、大麻はそんなに汚い害毒をまき散らしているのか？　日本に古来から自然に生育する草、しかも、市民生活にきわめて有効な役割を果たしてきた素材に過ぎないのに、これがまるで「放射能」のように語られているのはどう考えてもおかしいのだ。その一方で、「放射能」を宣伝している電力会社が非難されるどころか、批判されることもなく、テレビの画面に登場する「異様なメディア」のあり方に「裏」を感じるのが自然じゃないだろうか。</p>]]>
<![CDATA[<p>　所詮、メディアというものが今までもこれからもそうした「政府」や「権力」のプロパガンダ的な役割を担っているのは自明の理なんだが、そんななかで「良心」を持って「報道」してきた人たちもいたはずだ。が、なにやら彼らの影がどんどんと薄くなっている。かつて、大新聞のひとつ、毎日新聞では「たかだか大麻で..」といったニュアンスの原稿が発表されたことがあるのだが、この数ヶ月でそういった疑問を提示したマス・メディアを目にしたことは全くない。そんな「きな臭い裏」の最たるものは大麻（麻）を一切検証することなく、「毒」があり、「害」があるという断定を押しつけ、それが「日本だけの常識」になりつつあるところが怖いのだ。</p>

<p>　もし仮に、それが正しいとすれば、ヨーロッパからアメリカの人たちはほとんどがジャンキーで、病人のような有様にも響くのだが、少なくとも海外に頻繁に出かけて取材をしている人間である自分の体験から言えば、大麻なんぞ吸ったことがない人の方が珍しい。ありとあらゆるドラッグを経験している人間に接触したことがあるが、こと大麻に関して言えば、これほどまでにヒステリックに「汚染だ」と騒ぐほどのものではないということは確信を持って断言できるのだ。それどころか、合法化の流れこそが主流であって、なにを今更これほどまでに騒ぐのかといった現象と、それに追従するようなメディアの姿勢にこそ問題の核心があると思っている。</p>

<p>　当然ながら、自分は「大麻」（あるいは、マリワナ）の吸引を勧めているわけではない。基本的に大麻取締法は憲法に違反しているという主張を支持するし、こういった法律がなにを意味するかを理解はしていても、あんなものを吸ったところでそういった現状を変革する力にはなんにもならないと考える。というよりは、そんなもので捕まって時間を無駄にはしたくないという気持ちの方が強い。その一方で、別にワインを飲もうが、コーヒーを飲もうが、煙草を吸おうが、そんなものは個人の勝手であって、他人にとやかく言うことではないとも思う。比較論で言うならば、アルコールの方が遙かに危険だし、煙草の方が中毒性が高い。それは比較にならないほどの差があり、そんな意味で言えば、マリワナを解放して、大昔の専売公社のようなところが販売すればいいと思っている。そうすれば、税収も増えるし、暴力団なんぞの資金源になることもないだろう。</p>

<p>　さらに、エコを謳うのであれば大麻は実に有効な資源であり、逆に、遙か彼方の昔から自生する大麻を減らしていくことは日本の生態系にダメージを与えるものだと思っている。</p>

<p>　いずれにせよ、この大麻問題の騒ぎは異様だ。これは（かなり信憑性の高い）噂に過ぎないんだが、群馬で開かれたレイヴ・パーティかなにかに私服が200人もやってきて、数人がマリワナあたりの所持、私用に絡んで逮捕されたんだそうな。その時のオーディエンスの数は400人ほどだったらしいから、お上がチケットを買ってくれたというので、オーガナイザーはけっこうな利益になったのではないかと察する。が、この200人の私服が「公費」を使って全国の警察署から集まってきて、逮捕したのが数人だったとか。その旅費、宿泊費など、全てが私たちの税金から支払われていることを考えると、あほらしくてたまらん。なにせ、「被害者」がどこにもいないものに、なんでそんなに金をかけるのか？　なにかがどこかでおかしいのですよ。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>
<entry>
<title>メキシコ...　知らなければいけないことが...</title>
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://lovepeace.org/vos/blog/archives/2009/06/post_147.html" />
<modified>2009-06-10T12:12:15Z</modified>
<issued>2009-06-04T00:32:25Z</issued>
<id>tag:lovepeace.org,2009:/vos/blog/1.279</id>
<created>2009-06-04T00:32:25Z</created>
<summary type="text/plain">　つながるなぁとおもう。どこかで誰かに動かされているのかもしれないと思うぐらいに...</summary>
<author>
<name>hanasan</name>

<email>hanasan@lovepeace.org</email>
</author>
<dc:subject>DVD</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://lovepeace.org/vos/blog/">
<![CDATA[<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001QSC9R2/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/dvd/09dvd/0904bordertown.jpg" WIDTH="150" Height="212" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="ボーダータウン 報道されない殺人者" align="right"></a>　つながるなぁとおもう。どこかで誰かに動かされているのかもしれないと思うぐらいに、いろいろなものがつながっていくのが面白い。と、そんなことを思ったのはこの映画、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001QSC9R2/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>ボーダータウン 報道されない殺人者</b></a>』を、たまたま見た昨日のこと。例によって、一月いくらのレンタル代で好きなだけ借りることができるというサービスを利用していて、たまたま借りたのがこの作品。とりわけ、「これが見たい」と思ったわけではなく、「別に借りたいものがあるわけじゃないんだが、これでもいいか」といった感覚で借りたに過ぎない。だからなんだろう、映画を見始めて、この男優って...　ひょっとして、あの人かなぁと、うろ覚えの名前を考えて、アントニオ・バンデラスを思いだし、見終わって、「この映画ってホントはなになんだろう？」と調べだして初めて、「そうかぁ、この女優がジェニファー・ロペスかぁ」とわかるほどの頓珍漢。ハリウッドだとか、ゲイノー界とか、全く興味のないというので、なにやら自分の無知さ加減を再認識したような感じかな。</p>

<p>　それはともかく、「実話に基づいている」とはいうものの、かなり荒唐無稽なストーリーでメキシコとアメリカの国境の街で起きている連続女性殺害事件に始まって、その背後に北米自由貿易協定があるということを臭わせるんだが、5000人にも及ぶ女性の連続殺人というのが解せない。これが、政府や権力につるんだ政治的な大量殺戮であれば、まだリアリティがあって、チリあたりの状況につながるんだが、それを「連続レイプ殺人事件」としている想定で「そりゃぁ、無理があるだろう」と思ってしまうのだ。</p>]]>
<![CDATA[<p>　とはいっても、<a href="http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/081017/tnr0810171909014-n1.htm" target="_new">ここで</a>チェックできる監督、グレゴリー・ナヴァ氏とのインタヴューを読んでみると、なにかがあることはわかるんだが、どこかで「作り物」的なニュアンスはぬぐえないのだ。</p>

<p>　その作品の価値は、自分にとって大きな意味はないんだが、それよりも、ここで想像できるのは北米自由貿易協定から、メキシコの民族問題や差別、貧困からサパティスタ民族解放軍 (EZLN) に目を向けて欲しいという願いのようなもの。連続殺人事件の犠牲者となっているのは低賃金で働く工場労働者の女性たち。そのひとりが奇跡的に生き残り、自分の過去を語るときに出てくるのはオアハカという地名だった。これも、リラ・ダウンズを聞き始めて知ることになった「インディオ」（先住民族）を象徴するものだし、リラ自身がこの町の出身でもある。といっても、まだまだ勉強しなければいけないことが多々あるんだが、単純に好きな音楽がどんどん自分の扉を開けてくれているのがよくわかる。</p>

<p><A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008NGCH/thevoiceofsil-22" target="_new"><IMG SRC="http://lovepeace.org/vos/album/96album/96gransilencio.jpg" WIDTH="150" Height="150" BORDER="0" HSPACE="10" VSPACE="10" alt="El Gran Silencio" align="left"></a>　おそらく、本格的にメキシコのロックを意識し始めたのは、いつだったかグラストンバリーでジョー・ストラマーがいたく気に入っているという、El Gran Silencio（エル・グラン・シレンシオ）のアルバム、『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00008NGCH/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Libres Y Locos</b></a>』（リブレス・イ・ロコス=自由と狂気？）を聞いてからだろうか。それ以前にも、かつてジ・アンタッチャブルズというバンドのマネージャーをしていた友人からプラスティリーナ・モッシュの『<A HREF="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000007QER/thevoiceofsil-22" target="_new"><b>Aquamosh</b></a>』を紹介してもらったりと、そんな流れはあったと思うんだが、決定的だったのはEl Gran Silencio。あまりに彼らの音楽を気に入って、それが彼らのフジロックへの出演につながっている。</p>

<p>　同じように、イタリアのバンダ・バソッティと仲良くなったのものその頃だった。彼らがメキシコをツアーしたときには、そのエル・グランシ・レンシオと同じステージに立っているし、両者がどこかでつながっているのは、その音楽を知るものなら理解できるだろう。バンダ・バソッティがイタリア本国でツアーする場所、解放区のようなセントロ・ソシアル（社会センター）のポスターには決まって、サパティスタ民族解放軍 (EZLN)支持のメッセージが殴りかかれていたし、彼らにとって、そのリーダー、マルコス副司令官はまるでロックスターのような存在だ。世界中に散らばるミリタント・ロックにとって、チェ・ゲバラからモハメッド・アリ同様に、ジョー・ストラマーもマルコス副司令官も、同じ価値を持つ英雄なんだろうと思う。</p>

<p>　それから数年でロドリゴ・イ・ガブリエラと知り合って、その流れがリラ・ダウンズへと結びついていった。まだまだ、入り口なんだろうが、一歩踏み込む度に目の前に広がるのは無限とも思える未知の世界。いつも思うことなんだが、音楽の向こうにはとてつもなく大きな世界が広がっていて、その断片を垣間見るだけでも、音楽は全く違った響きを持ってくる。それを感じたとき、まるで新しい人生の踏み込んでいくような気分になるのは自分だけじゃないだろうと思うんだが、どんなものでしょうね。</p>

<p><script type="text/javascript"><!--<br />
  amazon_ad_tag = "thevoiceofsil-22";  amazon_ad_width = "468";  amazon_ad_height = "60";  amazon_color_border = "FFFFFF";  amazon_color_background = "000000";  amazon_color_text = "FFFFFF";  amazon_color_link = "CC0000";  amazon_color_price = "FFCC00";  amazon_ad_link_target = "new";//--></script><br />
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script><br />
</p>]]>
</content>
</entry>

</feed>