有馬理恵 @ 御堂会館南5階ホール (30th Mar '04)
一人芝居 - 釈迦内柩唄(しゃかないひつぎうた) - 原作:水上勉、演出:元山裕隆
直視せよ - part1 -
有馬理恵という役者、そして、この芝居の話をするのに、なぜこんなところから始めなければいけないんだろうかと思いつつ、このレヴューは今から遙か彼方の30数年前、まだこの役者も産声を上げるずっと前、こうやって音楽の関係のサイトを運営する自分自身がロックもフォークもなにも知らなかった頃に遡って幕開けとなる。
当時といえば、まだ10代はじめのませたガキで、『共産党宣言』とか『空想から科学へ』なんて、わけもわからんのに格好をつけて社会主義関係の本を読んだフリをしていた頃だ。誰もが政治に向き合い、どこかで誰もが格好をつけて背伸びをしていた頃、自分もそれで『政治』に関わっているリベラルのフリをしていた時代、偶然ラジオで流れてきた歌にぼろぼろになったことがある。
高校への受験勉強の傍ら聞いていた深夜番組からこんな歌が聞こえてきた。
「わたしの好きなみつるさんは、おじいさんからお店をもらい...」
(本当はこの歌を全てここに記したいのだが、JASRACに金を払わないといけなくなるので、それはしない。著作者の権利を守るのに表現の自由が奪われていく脈絡に矛盾を感じつつ、自分とは無関係なこんなところを発見。ここで全文をチェックしてください。)
そう始まるこの歌は、中島一子さんという女性の遺書から岡林信康というシンガー&ソングライターが作詞しして、歌っているものだった。
結婚を約束していた一子さんがフィアンセのみつるさんとふたりで一緒に暮らすそうとしていたこと、そして、それを祝うように彼のおじいさんが店を譲ることになっていたのに、あることがきっかけで態度が豹変していった... と、そんな話が淡々と歌われている。
ただ、それだけの話なのだが、結局、一子さんは自殺し、最後の声として「差別がなかったら、好きな人とお店がもてた。部落に生まれたそのことの、どこが悪い。わたしはそれを書きたかった」とくくられる。
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生まれて初めて当時の『部落差別』を真剣に知るきっかけになったのがこの歌だった。といっても、今の時代にどれほどの人がこの問題を認識ているのかと言えば、おそらく、皆無に近いだろう。なにせ、ある頃から『部落差別』と言うことさえはばかれるようになり、不正確だから、『未解放部落』だとか、あるいは『被差別部落』と言わなければいけないとか、そんな圧力さえ受けた時代もあったのだ。かつては町、村、そして、集落を示すものとして部落という言葉が使われていたのに、それさえもが『放送禁止用語』あるいは、『差別用語』として辞書から抹殺。ひょっとして今でもそんな状況があるのかもしれないとも聞いている。しかも、この問題に関して声を発することも、こんなことを書くことさえもが『キケンだ』と認識されているのだ。
当然のように、そんな流れのなか、(表現の自由を憲法が保証しているから)存在してはいけないはずの『放送禁止』の憂き目にあったのがこの曲や、同じようなテーマを岡林が歌った『チューリップのアップリケ』。結局、後者は当時のビクター音楽産業から発表された『岡林信康の世界』に収録されていたのだが、現時点ではCDでもこの歌を聴くことは不可能になっている。
実を言えば、かつてFM局でDJをしていたときに前者をかけようとしたらプロデューサーに止められた経験もある。「どこから圧力がかかるかわからないから」というのがプロデューサーの言い訳で、責任逃れをしたいだけの業界人が自分で自分の首を絞める『自主規制』が『放送禁止』の実体だということは、この話だけでも想像できるだろう。そのあたりはアホウなメディアの人間を、結局は、断罪することになった本、放送禁止歌に詳しい。もちろん、プロデューサーの圧力に負けてしまった自分自身もそんなアホウな業界人だったわけで、大いに反省したのだが、そんなプロセスを経て『未解放部落問題』がメディアから抹殺され、存在自体がなくなったかのような幻想を抱かされるようになったのが今の時代じゃないだろうか。
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The official site of
有馬理恵
ありません ( 所属劇団 : 俳優座 )
公演スケジュール
5月25日 (火)
三重県津市 高田青少年会館
昼の部 14:30開演
夜の部 18:30開演
5月26日 (水)
兵庫県揖保川町 アクアホール
18:30開演
5月27日 (木)
神戸文化ホール (中ホール)
昼の部 14:00開場 14:30開演
夜の部 18:00開場 18:30開演
5月28日 (金)
姫路市民会館
19:00開演
5月29日 (土)
兵庫県山崎町山崎文化会館
昼の部 13:30開場 14:00開演
6月1日 (火)
前橋文化会館
開演時間未定
以上に関して、問い合わせ : 劇団希望舞台中部事務所
0593-71-3842
6月5日 (土)
飛騨高山朝日村 長円寺本堂
開演時間未定(夜)
6月6日 (日)
岐阜県清見村 ふるさと会館
開演時間未定(昼)
7月31日 (土)
名古屋市 会場未定
開演時間未定 (夜)
8月1日 (日)
名古屋市 会場未定
開演時間未定 (昼)
10月30日 (土)
愛知県小牧市 会場未定
開演時間未定 (昼)
以上に関して問い合わせ : りえ企画担当小畠090-1721-5550
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釈迦内柩唄ポスター

ピュアマリー&博品館劇場プロデュース、ミュージカル「ステッピングアウト」に看護婦、リン役で出演。9月1日 (水) ティアラこうとうを皮切りに全国ツアーの予定があります。
「表現する人々」小森陽一 (著)に登場。
新日本出版社より5/15発売
「これを読まなきゃ人生損するよん。有馬理恵の全てが今、明かされる!好ご期待!!」(本人より)
有馬理恵よりのメッセージ
2003年10月細井明美さん(VAWW-NETジャパン)達はバグダッドのアル・アビル小学校の健康診断支援を行ない結果、貧血の子供90%、お腹に虫のいる子供80%、何らかの病気を持っている子供20%、眼に疾患のある子供11%、白血病の子供サマル・ジャン7歳が発見された。日本で治療率75%の白血病ですがイラクには十分な薬もなく、98%の患者が亡くなっている。細井さん達はイラク子供健康基金を立ち上げこの子供達をサポートする事にした。
当面の目的としてサマル・ジャン君をヨルダンの病院に入院させ、白血病治療をする予定です。彼が死ぬ前に助けたいと思います。
皆様からの暖かいご支援をお待ちしております。
イラクこども健康基金
共同代表 細井明美
問い合わせ : 0487860537
振り込み先 : 東京三菱銀行浦和支店
普通 1144987 : 口座名 イラクこども健康基金
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